「俺も自分の行動を理解できない時がある」トム・ハーディが明かす演技の喜びと難しさ『ザ・バイクライダーズ』インタビュー映像解禁

1960年代アメリカ・シカゴに実在した、伝説的モーターサイクルクラブのインスパイアムービー『ザ・バイクライダーズ』が11月29日（金）より公開。このたび、ジェフ・ニコルズ監督とトム・ハーディの２ショット特別インタビュー映像が解禁された。

本作は、アメリカの写真家ダニー・ライオンが、60年代シカゴに実在したバイク集団“Outlaws Motorcycle Club （アウトローズ・モータサイクル・クラブ）” の日常を描写した1st写真集「The Bikeriders」（1968年初版）にインスパイアされている。オースティン・バトラー、ジョディ・カマー、トム・ハーディらハリウッドの豪華スター陣が初共演を果たし、『テイク・シェルター』（11）、『ラビング 愛という名前のふたり』（16）のジェフ・ニコルズが監督・脚本を務めた。

今回解禁されたのは、ジェフ・ニコルズ監督とモーターサイクルクラブ「ヴァンダルズ」のカリスマ的リーダー・ジョニーを演じたトム・ハーディの２ショットインタビュー映像。

脚本の執筆に15年かけ、なぜ2024年に1960年代が舞台の本作を撮ったか？と言う質問に「現代でも同じようなことが起きていると思う」「本作で描いたのはアメリカでも転機となった時代」「本作のテーマでもある」と監督は本作をより深く読み解くためのヒントを明かす。

一方のトム・ハーディは「俺も自分の行動を理解できない時がある」と笑いながら自身が演じる“ジョニーが持つ２面性”に焦点を当てた役作りのプロセスを明かし、「若者たちと過ごすとそのエネルギーにしがみつきたくなるんだ」「早く手放して向き合うほうが満たされるが難しい」と、若い世代の役者たちとの共演について本音を吐露する。映画作り、役者というそれぞれのクリエイションへの喜び、難しさを語り、ともに真摯に向き合う2人の姿が印象的な映像となっている。

『ザ・バイクライダーズ』は11月29日（金）TOHOシネマズ シャンテ、ホワイトシネクイント他全国ロードショー。