イタリア映画の名作『情事』(60)やフランス映画『好奇心』(71)などで活躍した伊女優レア・マッサリが6月23日、ローマの自宅で亡くなったと「The Hollywood Reporter」などが報じた。享年91。

1933年ローマ生まれで、幼少期をスペイン、スイスやフランスなどで過ごし、建築を学んでいたがモデルを経て、22歳で婚約者を亡くし、女優に転向。イタリアの名匠ミケランジェロ・アントニオーニの『情事』で注目され、さらにセルジオ・レオーネ監督のデビュー作『ロード島の要塞』(61)、ディーノ・リージ監督の『困難な人生』(61)など伊作品で知られた後、アラン・ドロンと共演した『さすらいの狼』(64)などでフランス映画にも出演するように。
さらにクロード・ソーテ監督の『過ぎ去り日の…』(70)やルイ・マル監督の『好奇心』では主人公の少年の母親を演じて話題を呼び、ルネ・クレマン監督の米仏合作『狼は天使の匂い』(72)、ドロンと再共演した『高校教師』(72)、ジャン=ポール・ベルモンドと共演した『恐怖に襲われた街』(75)などフランス映画の数々で日本でも人気を得ていた。
79年のフランチェスコ・ロージ監督の『エボリ』(79)では、イタリア・ナストロ・ダルジェント賞の助演女優賞を受賞。他に『ドッグチェイス』(77)『女テロリストの秘密』(84)など多数の映画に出演した。
歌手としても知られ、日本でもレコードが発売された。動物愛護活動家としても有名。
Source:The Hollywood Reporter




