リュック・ベッソン監督の原点にして頂点との呼び声も高い『グラン・ブルー 完全版』が、37年の時を経て4Kリマスター版として8月29日(金)より全国順次公開。今回、4K映像で甦った本作の公開を記念して、デジタルリマスター版と4K版との比較映像が解禁された。
今回解禁となったのは、デジタルリマスター版と4K版を見比べて楽しむことのできる本編映像。ジャックが潜水をするシーンでは、底の見えない海に華麗に沈んでいく様子が深い青と共に映し出される。デジタルリマスター版でも美しい輝きを見せていた海だが、4K版ではその静謐さや神秘的な様が画面を通して伝わってくる。


続く、ジャックが悪夢を見るシーンでも、一人きり暗い部屋で眠るジャックに天井から波が近づいてくるそのうねりや煌めきがまるで観客をも飲み込むかのように広がっていく……。このシーンは、ジャックを演じたジャン=マルク・バールも「ダイビングより大変だった」と認めているほど過酷な撮影。なんと、軽い木材で作った部屋を逆さまにしてクレーンに吊るして波を立てたプールの上に沈めていく方式で撮影したそうで、バールは手足をベッドに括り付けられ、数時間もの間じっとしていなければならなかったのだとか。CGを使うのではなく、実際の水を使っているからこそ伝わるリアルな実感を受け取ることができる。



さらに本編映像では、何頭ものイルカが目の前を泳ぐシーンも。手を伸ばせば触れそうな程の没入感を、劇場で体感してみよう
※「4Kデジタル修復版」パートは4Kマスターから作成したHDを基にしています。
グラン・ブルー 完全版 4K
2025年8月29日(金)角川シネマ有楽町ほか全国順次公開
STORY
幼い頃に海辺で出会い、潜水の腕を競い合ったジャック(ジャン=マルク・バール)とエンゾ(ジャン・レノ)。大人になったエンゾは、フリーダイビングの大会にジャックを誘う。勝負に燃える情熱的なエンゾと、イルカと対話し海と心を通わせるように潜る孤高のジャック。ふたりは競い合いながらも互いに影響を与え合う。そしてジャックは彼に想いを寄せるジョアンナ(ロザンナ・アークエット)との関係に戸惑いながら、海への憧れと人間世界との狭間で揺れ始める――。ある日、ジャックは人間の限界に迫るような記録を打ち立てる。負けず嫌いのエンゾは、なおもその記録に挑み続けようとして……。
監督:リュック・ベッソン 脚本:リュック・ベッソン、ロバート・ガーランド 製作:パトリス・ルドゥー 撮影:カルロ・ヴァリーニ 音楽:エリック・セラ
キャスト:ロザンナ・アークエット、ジャン=マルク・バール、ジャン・レノ
1988年/フランス/カラー・モノクロ/5.1ch/シネスコ/フランス語・英語/168分/原題:Le Grand Bleu/字幕: 古田由紀子/映倫R15+
配給:KADOKAWA
©1988 GAUMONT




