ハワード・ホークス監督作品『暗黒街の顔役』のリメイクで、主演を務めたアル・パチーノの鬼気迫る狂演と凄まじい銃撃戦から、今でもヴァイオレンス・アクションの傑作として世界中で圧倒的な人気を誇る『スカーフェイス【4K版】』が、2026年6月末をもって国内上映権が終了することをうけ、6月5日(金)より、シネマート新宿ほか劇場にて順次期間限定公開されることが決定した。

本作は、避難民に紛れキューバからやってきたトニー・モンタナが、アメリカの裏社会でのし上がり、自らのおごりと底なしの欲望により、やがて破滅へと向かっていく様子を過激なアクションシーンで描いたマフィア映画。監督を務めたのは『ミッション:インポッシブル』のブライアン・デ・パルマ、脚本は『プラトーン』のオリバー・ストーンが担当した。

1980年、避難民に紛れ多くの犯罪者がキューバから米国へと流れた。その一人で、反カストロ主義者として国から追放され、フロリダ州マイアミへ流れてきたトニー・モンタナ(アル・パチーノ)は、難民収容所での殺しを請け負うこととなり、マフィアの一員となる。最初の仕事でマイアミの大物ボス、フランク(ロバート・ロジア)の信頼を得たトニーは、麻薬王と取引の交渉役に抜擢されるなど、アメリカの裏社会での地位を築いていく。間もなく頭角を現し始めたトニーは、自らのおごりと底なしの欲により、フランクの女をも奪おうと接触を繰り返すようになる。その結果フランクの怒りを買い、彼は破滅へと追い込まれていくのだった…。

当時43歳のアル・パチーノは本作のためにキューバ訛りの英語をマスターし、周到な用意のもと主人公トニー・モンタナを好演。激しいマフィア社会の中成りあがっていく貪欲なトニーの姿はギャングのライフスタイルバイブルとして、ヒップホップ・カルチャーをはじめ様々なアーティストの作品に影響を与えてきた。

しかし公開当初は強烈なシーンの数々が物議を醸し、その年の最低映画を決める「ゴールデン・ラズベリー賞」最低監督賞にもノミネートされるほどの酷評を受けた。その後、時が経つにつれ、評価は完全に逆転。かつて悪趣味と罵られたその過剰さこそが、80年代アメリカの狂った拡張主義と欲望を見事に象徴していると再評価を受け、現在もなおヴァイオレンス・アクションの金字塔として愛されている。

そんな本作は、2026年6月末日をもって国内上映権が終了。次の日本での公開が未定のため、“日本最終上映”となる。最後の劇場鑑賞チャンスに合わせ、【4K版】として大スクリーンに蘇る。映画史に残る名シーンの数々を劇場で目に焼き付けよう。
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今回公開された海外ビジュアルは、トニーの肖像とタイトルを白・黒・赤の3色で大胆に描いた強烈なインパクトを放つ仕上がり。そのデザインは、トニーの剥き出しの野心を映し出すと同時に、危険な色気を漂わせ、欲望と暴力が渦巻く作品の世界観を象徴する、まさに『スカーフェイス』を体現したアイコニックなビジュアルとなっている。
あわせて場面写真も公開。鋭い眼光を放ちながら銃を構え、一触即発の緊張感がみなぎる印象的なシーンや、トニーとエルヴィラがクラブで初めて言葉を交わす場面などを切り取った一枚なども到着した。主人公トニー・モンタナの狂気と野望、そして作品全体を貫く危険な熱気が凝縮された、見どころ満載の特別な場面写真となっている。
まとめ(注目ポイント)
- 『スカーフェイス【4K版】』6月5日(金)より日本最終上映決定アル・パチーノ主演の金字塔的マフィア映画が、4K版で全国の劇場スクリーンに蘇る。
- 2026年6月末をもって国内上映権が終了し日本最終上映へ上映権の満了に伴い、今回が劇場で鑑賞できる最後の機会となるため映画ファン必見の特別な興行。
- 印象的な名シーンを切り取った場面写真やビジュアルが解禁主人公トニーの狂気と野望を象徴する海外版ポスターや、一触即発の緊迫感が漂う銃撃シーンなどを公開。
スカーフェイス【4K版】
2026年6月5日(金)よりシネマート新宿ほか順次期間限定公開
監督:ブライアン・デ・パルマ
脚本:オリバー・ストーン
出演:アル・パチーノ、スティーブン・バウアー、ミシェル・ファイファー
1983年/アメリカ/170分/R15+/原題:Scarface
配給:シンカ
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