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いよいよ今週末4月18日(土)より公開となるギィ・ジル監督の初期二作品『海辺の恋』&『オー・パン・クペ』。公開に先立ち、長編二作目『オー・パン・クペ』本編より特別映像が解禁された。

長編初監督作品の『海辺の恋』をフランス映画界の巨匠ジャン=ピエール・メルヴィルによる資金の一部援助で完成させたギィ・ジル監督。次作『オー・パン・クペ』は、脚本に心を打たれたマーシャ・メリル(主演)が自ら製作会社を設立して完成させた、死を選んだ亡き恋人(パトリック・ジョアネ)との記憶と共に生きる女性(マーシャ・メリル)の愛の記憶と不在の痛みをめぐる物語。

今回解禁となった特別映像は、愛の形が変わってしまった二人の過去と現在を捉えた象徴的なシーンの数々。主人公ジャンヌの中では、二人で過ごした愛しい日々がカラーで記憶され、ジャンのいなくなった日々はモノクロとなる。この繊細でメランコリックな映像を、作家・映画監督のマルグリット・デュラスは「映画においてかつてなかった愛の表現」と絶賛している。

本作のタイトルである『オー・パン・クペ』とは、彼らが逢瀬を重ねるモンマルトルに実在した小さなカフェの店名(日本語で「斜めに切られた」「角が落とされた」という意味。文脈によって「(建物や物の)角を斜めに削った形」や「映像や構図で角を切り取ったようなフレーミング」といったニュアンスにも)。そこに木霊する失われた愛の残響が、胸を締め付ける。

生前はほとんど知られることのなかった監督だが(日本でも知る人ぞ知る監督だった)、2000年代以降、ラ・ロシェル映画祭やルサス映画祭、シネマテーク・フランセーズなどで回顧上映が相次ぎ再評価の機運が高まった。60年代のフランスから届いた、あまりにも美しい恋と別れ。遠距離恋愛の残酷さ、流れるように過ぎ去る愛、人生から静かにこぼれ落ちていくものたち…。その映像は儚さと甘美さを宿し、消えゆくものの美しさを珠玉の断章のように織り上げていく。1980年代末、病に倒れエイズを発症し1996年2月3日に57歳で逝去した“忘れ去られたヌーヴェルヴァーグの名匠”ギィ・ジル監督。没後30年を経て待望の日本公開となる。

まとめ(注目ポイント)

  • 映画『オー・パン・クペ』『海辺の恋』4月18日(土)公開57歳で逝去した名匠ギィ・ジル監督の初期二作品が、シアター・イメージフォーラムほかにて全国順次公開。
  • カラーとモノクロが交錯する特別映像を解禁亡き恋人と過ごした愛しい日々をカラーで、彼が不在の現在をモノクロで捉えた象徴的な本編シーンを公開。
  • M・デュラス絶賛の「かつてない愛の表現」作家マルグリット・デュラスが絶賛。主演マーシャ・メリルが製作会社を設立して完成させた愛の物語。
上映情報

海辺の恋
オー・パン・クペ
2026年4月18日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開

【海辺の恋】
監督・脚本:ギィ・ジル 撮影:ジャン=マルク・リペール 音楽:ジャン=ピエール・サロ  録音:ジャン=ジャック・カンピニョン 編集:ナウン・セラ
出演:ダニエル・ムースマン、ジュヌヴィエーヴ・テニエ、ギィ・ジル、ジュリエット・グレコ、アラン・ドロン、ジャン=クロード・ブリアリ、ジャン=ピエール・レオ
原題:L'Amour à la mer 日本語字幕:上條葉月 提供:クレプスキュール フィルム、シネマ サクセション 配給:クレプスキュール フィルム
©1965 Films Galilée
【1964年/フランス/フランス語/モノクロ・カラー/73分/DCP】

【オー・パン・クペ】
監督・脚本:ギィ・ジル 撮影:ジャン=マルク・リペール、ウィリー・クラント  音楽: ジャン=ピエール・サロ
録音:ミシェル・ファノ 編集:ジャン=ピエール・デフォッセ
出演: マーシャ・メリル、パトリック・ジョアネ、ジャン・ドワ・ベルナール、ピエール・フレデリック・ディティス、リリ・ボンタン
原題:Au pan coupé  日本語字幕:坂本安美 提供:クレプスキュール フィルム、シネマ サクセション 配給:クレプスキュール フィルム
©1968 Machafilm
【1967年/フランス/フランス語/モノクロ・カラー/68分/DCP]

公式サイト guy.crepuscule-films.com

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