カンヌ国際映画祭への正式出品をはじめ世界各国の映画祭で高い評価を得た、ジョディ・フォスター主演の極上のフレンチ・ミステリー『プライベート・ケース』が7月24日(金)より公開。本作公開を記念して、ジョディ・フォスター主演の幻の名作『ハートに火をつけて』が7月17日(金)より期間限定で上映されることが決定した。

本作は1989年に製作された、マフィアの殺人事件を目撃した女性と彼女を消すために送り込まれた殺し屋の愛と逃避行を描いたクライム・サスペンス。『イージー・ライダー』で監督・主演を務め、アメリカンニューシネマの金字塔を打ち立てたデニス・ホッパーが本作でも監督・主演し、『羊たちの沈黙』出演前のジョディ・フォスターをW主演に抜擢した。

しかしデニスは編集を巡って製作会社と対立し、アメリカでは劇場公開されなかった、いわく付きの作品。日本やヨーロッパなど限られた国で、架空の監督名義「アラン・スミシー」のクレジットで公開された。現在、日本では配信サービスの提供がなく、鑑賞の機会は極めて限られている。

本作で何より注目すべきは、20代のジョディ・フォスターの知性と瑞々しい魅力がスクリーンいっぱいに刻まれている点。本作はアカデミー賞主演女優賞を受賞した『告発の行方』(日本での劇場公開は1989年)の後に撮影された作品であり、『羊たちの沈黙』(日本での劇場公開は1991年)で世界的評価を確立する以前のジョディの姿を捉えた貴重な一本である。少女スターからオスカー女優へと飛躍していく過程にあった彼女の若々しさと圧倒的な存在感を堪能することができる。

ロサンゼルスの現代アーティストのアン(ジョディ・フォスター)は、偶然マフィアの殺人現場を目撃してしまう。恋人のボブ(チャーリー・シーン)が殺されて、アンは姿をくらます。マフィアに雇われたプロの殺し屋マイロ(デニス・ホッパー)はアンを追跡するが、なぜか彼女への愛が芽生えてしまうのだった。マイロから「死ぬか俺の女になるか」と迫られ、やむなく言いなりになるしかないアンは、次第にマイロの純粋な気持ちに絆されていく…。

この貴重なジョディ・フォスターの初期作品が、『プライベート・ケース』公開記念として、ヒューマントラストシネマ有楽町にて一週間限定公開されることが決定した。スクリーンで堪能できる、またとない機会となる。詳細は以下のとおり。
上映概要
期間:7月17日(金)~7月23日(木)(期間限定1週間)
場所:ヒューマントラストシネマ有楽町
鑑賞料金:1,300円均一
※上映時間は決まり次第、ヒューマントラストシネマ有楽町HPに掲載されます。
まとめ(注目ポイント)
- 『プライベート・ケース』7月24日公開ジョディ・フォスター主演のフレンチ・ミステリー。7月24日より全国公開。
- 『ハートに火をつけて』期間限定上映7月17日から23日までヒューマントラストシネマ有楽町で1週間限定上映。
- 配信未提供の貴重な一本アメリカ未公開となったデニス・ホッパー監督・主演作。現在も国内配信はなし。
- 若きジョディ・フォスターの魅力『告発の行方』から『羊たちの沈黙』へ至る飛躍期を捉えた貴重な出演作。
プライベート・ケース
2026年7月24日(金)、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国公開
STORY
パリで精神分析医として成功を収めているアメリカ人医師のリリアンは、長年診てきた患者ポーラの突然の死の知らせを受ける。診察を通してそんな兆候は一切なく、違和感を覚えたリリアンはその死が単なる事故ではなく、殺人ではないかと疑い始める。しかし患者の“プライベートな領域”に関する守秘義務の関係上、警察を頼ることはできない。自ら真相を突き止めるしかないと決意したリリアンは、ポーラの死について調べ始める。一方で、ポーラの死をきっかけにリリアンは、状況に関係なく涙があふれ出る異変に悩まされるようになる。やむなく眼科医の元夫ガブリエルの元を訪ねるが、涙の原因はわからないものの、事件の捜査を手伝ってもらうことに。元夫を相棒に従えたリリアンは、ますます大胆に探偵まがいの捜査に乗り出し、やがて危険な真実へと足を踏み込んでいく。
監督:レベッカ・ズロトヴスキ
脚本:アンヌ・ベレスト、レベッカ・ズロトヴスキ
出演:ジョディ・フォスター、ダニエル・オートゥイユ、ヴィルジニー・エフィラ、マチュー・アマルリック、ヴァンサン・ラコスト、ルアナ・バイラミ、ノーム・モルゲンステルン
2025年/フランス/1時間47分/カラー/シネマスコープ/フランス語・英語/原題:Vie privée/日本語字幕:星加久実
レーティング:PG12
©LES FILMS VELVET -BUENOS HAIR -FRANCE 3 CINEMA
配給:スターキャットアルバトロス・フィルム




