日本人の約4割が孤独を感じているとされる中、この「見えない社会問題」を正面から描いたドキュメンタリー映画『拝啓アシタ DEAR TOMORROW』が、2026年9月26日(土)よりシアター・イメージフォーラムほかで全国順次公開されることが決定した。あわせてポスタービジュアルが解禁された。

日本は2021年、英国に次いで世界で2番目に「孤独・孤立対策担当大臣」を設置。しかし今なお、24時間365日対応の匿名チャット相談窓口「あなたのいばしょ」には1日1,000件を超える悲痛な声が届き続けている。本作でカメラが追うのは、そのチャット相談窓口に助けを求めた2人の実在の人物。毎朝「目が覚めてしまった」とつぶやく男性・マサトと、「もう死ぬしかない」と日記につづりながら誰にも打ち明けられずにいた女性・ショウコ。国家が対策を講じてもなお埋まらない孤独の溝を、25年以上にわたり日本を見つめてきたデンマーク人のキャスパー・アストラップ・シュローダー監督が鮮明に映し出す。
24時間365日対応の匿名チャット相談窓口を運営する「あなたのいばしょ」では、ボランティアたちが1日1,000件以上の「つらくてたまらない」「もう消えてしまいたい」といった悲痛な声に寄りそっている。そんなチャット相談窓口に支えられながら「家に待ってくれる存在がいれば、きっと寂しくない」とフクロウを飼い始めたマサトは、寺の住職へ胸の内を打ち明けてみる。同じくチャット相談に背中を押され、学生時代の友人と再会を果たした音楽好きなショウコは、長らく遠ざかっていたステージに再び立つことを夢見る。それぞれの痛みを抱えながら、それでも人とのつながりを求める二人は孤独の闇の先に光を見出せるのか。
“孤独”の問題は静かに、しかし確実に現代社会を蝕んでいる。日本人の約4割が孤独を感じ、社会的パンデミックとも呼ばれる。3700万人が暮らす東京首都圏でさえ、誰にも気づかれないまま孤独の淵に立つ人々がいる。本作は、そんな見えない危機に向き合う日本の今を、長年日本を見つめ続けるデンマーク人のシュローダー監督が、誰もが抱える人や社会と「つながりたい」という切実な願いを通して描いたドキュメンタリーである。



まとめ(注目ポイント)
- 『拝啓アシタ DEAR TOMORROW』公開決定現代日本の孤独を映す『拝啓アシタ DEAR TOMORROW』は2026年9月26日より全国順次公開。
- 実在の2人を追う記録匿名チャット相談窓口「あなたのいばしょ」を利用したマサトとショウコの歩みを記録。
- 日本社会が抱える孤独日本人の約4割が孤独を感じるとされる現状を背景に、孤立の実態を映し出す内容。
- デンマーク人監督が見つめた日本25年以上にわたり日本を見つめてきたキャスパー・アストラップ・シュローダー監督によるドキュメンタリー。
拝啓アシタ DEAR TOMORROW
2026年9月26日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショー
監督:キャスパー・アストラップ・シュローダー
配給:ユナイテッドピープル
82分/デンマーク・日本・スウェーデン/2025年/ドキュメンタリー
©Kaspar Astrup Schröder / Good Company Pictures




