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第78回カンヌ国際映画祭に正式出品され、第98回アカデミー賞®︎国際長編映画賞の台湾代表作品に選出、さらには同賞の国際長編映画部門にショートリスト入りを果たした『左利きの少女』が8月14日(金)より全国公開。このたび、アザービジュアル3点が解禁された。あわせて一足先に本作を鑑賞した映画監督、映画評論家、ライターからの絶賛コメントが到着した。

今回、新たに公開されたのは【日本限定のアザービジュアル】。左利きの主人公・イージンが祖父に“左手は悪魔の手”と叱られたことから、その言葉を噛み締めるように自身の腕を眺め、罪悪感を抱いている様子を切り取った3点。すべてのポスターには、幼い少女が祖父からの厳しい一言に胸を痛め、「悪いのは自分ではなくて、この手なんだ」と言い聞かせるイージンの心情を表現した「すべて悪魔の手のしわざ」という印象的なキャッチコピーが刻まれている。

幼いがゆえに祖父の言葉を深く受け止め、涙ぐみながら思い詰めた表情を浮かべるイージンのビジュアル、また、ベッドの上で寝転びながら、まっすぐ伸ばした自分の左手をどこか悲しげに見つめるイージンのビジュアル、左手をまざまざと凝視するイージンを中心に捉え、舞台となった夜市の風景や劇中に登場する万華鏡がコラージュされた躍動感のあるビジュアルまで、メインポスターとは一味違った印象を抱かせる、日本オリジナルのアザービジュアルとなっている。

あわせて、映画監督、映画評論家やライターの8名からのコメントも到着した。映画評論家の伊藤さとりは『「女性の生きづらさ」が継承されていることを多世代で描く感情の交換は、私達の昔と今を照らし合わせながら、心にくっきりと刻まれるはず』と、多くの人の心に深く刺さるであろう本作の普遍的なテーマと気づきを、コラムニストの山崎まどかは『夜市の輝きは、女性たちの悲哀や切望が砕けて出来たプリズム』と、本作の台北夜市の華やかさと物語のテーマ性を掛け合わせたコメントを寄稿している。

その他、左利きの少女・イージンのその小さな手から繋がれる愛おしい家族のストーリーや、ツォウ・シーチン監督とショーン・ベイカーの最強タッグから生み出された本作への称賛の声が上がっている。コメント全文は以下のとおり。

著名人コメント全文  ※五十音順・敬称略 

美しい台北の夜市に満ちる熱気と生命力に圧倒される。
だがその煌びやかなネオンの光は、その社会で生きる女性たちの心を削るものまで照らしていく。
台湾の空気の中に、ショーン・ベイカーの筆致が確かに息づいていた。
ISO(ライター)

きっとこの映画から、自分の過去と向き合う人がいるはずだ。
でもそれは、心の解放へと繋がっていくから大丈夫。
「女性の生きづらさ」が継承されていることを多世代で描く感情の交換は
私達の昔と今を照らし合わせながら、心にくっきりと刻まれるはず。
だからこそ、多くの人に気づいて欲しい。
これは私達の日常に潜む物語。
少女の未来を変えられるのは、自分達の考え方次第だと。
伊藤さとり(映画評論家)

左利きへの偏見や女性を縛る価値観の中で、たくましく生きる女性たち。
世間の通念には収まらない「家族」のかたちと絆に涙し、
自分の中の先入観まで覆される幕切れには、なんとも温かい気持ちに。
ノスタルジーと活気が同居する台北の映像も相まって、後味は切なくも爽やか。
今 祥枝 (ライター/編集者)

子供と動物が出てくる映画は苦手だ。
案の定、落ち着かずに観ていたのだが、ある瞬間から全てが反転されてゆく。
その快感に酔いしれながら見終わった時、「反転」はすでにタイトルが予言していたことに気がついた。
面白かった。
周防正行(映画監督/脚本家)

台北の夜市の灯りに照らされて、母と娘のままならない人生が輝き出す。
矛盾も痛みも抱えたまま、それでも人生は愛おしい。
田中 伶(Howto Taiwan 編集長)

我々はついにツォウ・シーチンという卓越した映画作家の存在を強く認識する。
初期の傑作『テイクアウト』以降、彼女が長年ショーン・ベイカー作品にもたらしてきた眼差しが、
この一本で見事に可視化されるのだ。
森 直人(映画評論家)

夜市の輝きは、女性たちの悲哀や切望が砕けて出来たプリズム。
安易な救いはないけれど、必死に生きる人々への優しさが涙みたいにスクリーンを満たしていた。
山崎まどか(コラムニスト)

台北のロケーションと因習、家族観がベースだけど、
今の日本にぶっ刺さる“生きづらさ”が超カラフルに描き出される。
“フロリダ・プロジェクト”と“タンジェリン”を台北から感じるなんて驚愕。
よしひろまさみち(映画ライター)

まとめ(注目ポイント)

  • 8月14日公開の話題作『左利きの少女』『左利きの少女』が2026年8月14日より全国公開。カンヌ正式出品、アカデミー賞®国際長編映画部門ショートリスト入りの注目作。
  • 日本限定アザービジュアル解禁主人公イージンの葛藤を映し出す日本オリジナルのアザービジュアル3点を新たに公開。
  • 少女の心情を映す印象的なコピー「すべて悪魔の手のしわざ」のコピーとともに、左利きへの偏見に苦しむ少女の内面を表現。
  • 著名人8名が絶賛コメント周防正行、伊藤さとり、山崎まどか、森直人ら8名が作品のテーマ性や演出、美しさを高く評価。
作品情報

左利きの少女
2026年8月14日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー

STORY
台北、夜市・麺屋台。5歳のイージン(ニーナ・イエ)は、借金を背負ったシングル・マザーのシューフェン(ジャネル・ツァイ)とハイティーンの姉イーアン(マー・シーユエン)と共に生活を立て直すべく田舎町から舞い戻る。ある日、昔気質の祖父に利き手である左手を“悪魔の手”とそしられ、罪悪感を抱きはじめたイージン。その悪魔の手は図らずも、家族それぞれがひた隠しにする《罪》をあぶり出していく――。

監督:ツォウ・シーチン 
脚本:ツォウ・シーチン、ショーン・ベイカー 
製作/編集:ショーン・ベイカー 
出演:ニーナ・イエ、マー・シーユエン、ジャネル・ツァイ

2025年/台・仏・米・英/中国語/5.1ch/スコープ/108分/英題:LEFT-HANDED GIRL/日本語字幕:神部明世 
提供:スターキャット 配給:スターキャットアルバトロス・フィルム
映倫区分:G

©2025 LEFT-HANDED GIRL FILM PRODUCTION COMPANY LIMITED. ALL RIGHTS RESERVED.

公式サイト https://cinema.starcat.co.jp/left-handed-girl/

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