世界的人気ゲーム「ダンジョンズ&ドラゴンズ」をクリス・パインら豪華オールスター・キャストで映画化する『Dungeons & Dragons(原題)』の撮影が終了したことを共同脚本家・共同監督のジョン・フランシス・デイリーがツイッターで報告した。全米公開は2023年3月の予定。

"Chris Pine" by Gage Skidmore is licensed under CC BY-SA 2.0
世界初のロールプレイングゲーム (RPG)といわれる「ダンジョンズ&ドラゴンズ」は1974年にアメリカで誕生したファンタジー・テーブルトークRPG。日本ではコンピュータゲームとしても有名だ。2001年にジョエル・シルバー製作で映画化され、批評家や観客の支持はそれほど集められなかったため「失敗作」ともいわれたが、後にシリーズ化もされた。
今回の映画は新しく生まれ変わるリブート版。 『ワンダーウーマン』シリーズのクリス・パインをはじめ、『ジェントルメン』のヒュー・グラント、『ワイルド・スピード』シリーズのミシェル・ロドリゲス、『IT』のソフィア・リリスといった豪華キャストが結集する。 監督・脚本を担当するのは、ゲームを題材にした大ヒットコメディ『ゲーム・ナイト』(日本未公開)のコンビ、ジョナサン・ゴールドスタインとデイリー。
この4月にアイスランドでクランクインしていたが、このたびデイリーが撮影の終了を報告。ここからVFXやCG制作など長期のポスト・プロダクション作業に入る模様。
物語の詳細などについては明らかになっていないが、ヒュー・グラントは悪役を演じることになるという。もう一人の共同監督ゴールドスタインは「コメディー要素を多く含んだアクションファンタジー映画」となることを予告している。