全米を震撼させた衝撃の実話に基づき、鬼才トッド・ヘインズ監督が映画化した『ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男』が12月17日(金)より全国公開されたのを記念して、主演マーク・ラファロと、ラファロが今回演じる役柄のモデルとなった不屈の弁護士ロブ・ビロットの2ショットインタビュー映像が解禁された。ニューヨーク・タイムズ誌に掲載された記事を発端とするプロジェクト始動や、当時のビロット弁護士の心境など、本作制作の前日譚が明かされている。

トッド・ヘインズ監督と主演マーク・ラファロ
「結局のところ、この作品が述べたいのは、我々には知る権利があるということだ」

本作は、ひとりの弁護士の不屈の信念が巨大企業の隠蔽を暴き出していくという、全米を震撼させた衝撃の実話に基づく物語。環境活動家でもある実力派俳優マーク・ラファロがこの実話を知ってすぐに映画化に向け動きだし、自らトッド・ヘインズ監督にオファー。アン・ハサウェイ、ティム・ロビンス、ビル・プルマンなど豪華キャストが集結し、映画化が実現した。

今回解禁された2ショットインタビュー映像では、俳優であると同時に、長年にわたって環境保護に熱意を傾けてきたマーク・ラファロがまず本作製作のきっかけを明かしている。「エージェントが映画化の話があると教えてくれた。プロデューサーをやらないかと言われたので、この話を世に広めたいからぜひやるよと答えた。注目を集められると思ったし、娯楽性の高い作品にもできる。これは実話に基づいたホラー映画だよ」

さらにトッド・ヘインズ監督にオファーした時のことを、「彼に引き受けてもらいたくて長電話で説得した。トッドの最初の返事は忙しくて無理だったんだ。それはもちろん分かってたけど、好きなジャンルの作品だと言っていたし、直感で彼が適任だと思ったんだ。引き受けてくれて本当によかったよ!」と回想する。

一方、ニューヨーク・タイムズ誌に掲載された記事“デュポン社にとって最悪の悪夢になった弁護士”の当該者本人であり、本作によって全米中から脚光を浴びた不屈の弁護士ロブ・ビロットは、マーク・ラファロの役作りに協力したことについて、「彼が本当にこの物語を世に広めたいと願っていることを知った。マークは私の自宅まで来てくれたし、ウエスト・バージニア州にも同行した。映画の撮影にもかなり立ち会わせてもらったんだ。彼は本当に素晴らしい仕事をしてくれた。これは世の中に警笛を鳴らす作品だ」とマークの堅実で誠実な製作アプローチに感銘を受けたと語る。

最後にマーク・ラファロは、「結局のところ、この作品が述べたいのは、我々には知る権利があるということだ。そしてお互いのために立ち上がるべきだ。“いつか政府や科学者が解決するさ”などと待っているだけではダメだ。その変化を促すのは我々の役目だよ。注目すべき問題はいくらでもある。 今こそ行動に移す時だ。ロブのような人たちの努力によって必要な情報は我々に提供されているんだ」という本作に込めたメッセージで締めくくった。

『ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男』は12月17日(金)より公開中。

作品情報

ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男
2021年12月17日(金)、TOHOシネマズ シャンテほかロードショー

【STORY】
1998年、オハイオ州の名門法律事務所で働く企業弁護士ロブ・ビロットが、思いがけない調査依頼を受ける。ウェストバージニア州パーカーズバーグで農場を営むウィルバー・テナントは、大手化学メーカー、デュポン社の工場からの廃棄物によって土地を汚され、190頭もの牛を病死させられたというのだ。さしたる確信もなく、廃棄物に関する資料開示を裁判所に求めたロは、“PFOA”という謎めいたワードを調べたことをきっかけに、事態の深刻さに気づき始める。デュポンは発ガン性のある有害物質の危険性を40年間も隠蔽し、その物質を大気中や土壌に垂れ流してきたのだ。やがてロブは7万人の住民を原告団とする一大集団訴訟に踏みきる。しかし強大な権力と資金力を誇る巨大企業との法廷闘争は、真実を追い求めるロブを窮地に陥れていくのだった……。

出演:マーク・ラファロ アン・ハサウェイ ティム・ロビンス ビル・キャンプ ヴィクター・ガーバー ビル・プルマン
監督:トッド・ヘインズ(『キャロル』『エデンより彼方に』)
2019年/アメリカ/英語/126分/ドルビーデジタル/カラー/スコープ/原題:DARK WATERS/G/字幕翻訳:橋本裕充

配給:キノフィルムズ 提供:木下グループ

© 2021 STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC.

公式サイト:dw-movie.jp

あわせて読みたい

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事