『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』などで知られるドキュメンタリー界の“生ける伝説”フレデリック・ワイズマンの最新作『ボストン市庁舎』のブルーレイ&DVDが6月3日(金)に発売されることが決定した。

「人々がともに幸せに暮らしていくために、なぜ行政が必要なのか」を紐解く

巨匠フレデリック・ワイズマンが選んだ新作の舞台は、ワイズマン生誕の地でもあるマサチューセッツ州のボストン市庁舎。警察、消防、保健衛生、高齢者支援、出生、結婚、死亡記録など、数百種類ものサービスを提供する市役所の仕事の舞台裏を映し出した。ワイズマンが軽やかに切り取るこれらの諸問題は、長年にわたり彼が多くの作品で取り上げてきた様々なテーマに通じ、まさにワイズマンの「集大成」ともいえる仕上がりだ。

多様な人種・文化が共存する大都市ボストンを率いるのは、アイルランド移民のルーツを持つ労働者階級出身のマーティン・ウォルシュ市長(2021年3月23日よりアメリカ合衆国労働長官に就任)。2018~19年当時のアメリカを覆う分断化の中、「ここではアメリカ合衆国の問題を解決できません。しかし、一つの都市が変われば、その衝撃が国を変えてゆくのです」と語る市長と市職員たちの挑戦を通して「市民のための市役所」の可能性が見えてくる。

私たちが知る「お役所仕事」という言葉からは想像もできない、一つ一つが驚きとユーモアと問題提起に満ちた場面の数々。ボストン市庁舎を通して「人々がともに幸せに暮らしていくために、なぜ行政が必要なのか」を紐解きながら、いつの間にかアメリカ民主主義の根幹が見えてくるドキュメンタリーだ。

2020年カイエ・デュ・シネマTOP10第1位など国際映画祭や批評家から高い評価を集め、日本でも、キネマ旬報ベスト・テン外国映画第2位を受賞した。

作品情報

ボストン市庁舎

【発売日】
2022年6月3日(金)
【価格】
Blu-ray:7,480円(本体価格+税10%)
DVD:6,380円(本体価格+税10%)
【特典】
映像特典(約2分)
・予告編

【スタッフ】
監督・製作・編集・録音:フレデリック・ワイズマン

発売元:ミモザフィルムズ、ムヴィオラ
販売元:株式会社ハピネット・メディアマーケティング
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