ロバート・アルトマン監督作品の常連女優サリー・ケラーマンが84歳で死去

『MASH／マッシュ』などロバート・アルトマン監督の作品で知られる個性派女優サリー・ケラーマンが2022年2月24日死去したと米メディアが報じた。享年84。

大学で演技を学び、1962年に映画デビュー。1970年の『マッシュ』で“ホットリップス”役を演じ、アカデミー賞助演女優賞候補に。以降もロバート・アルトマン監督作品・制作作品『バード★シット』（70）『ザ・プレイヤー』（92）『プレタポルテ』（94）などに出演した。

ほかにも『失われた地平線』（73）『ブルージーンズ・ジャーニー』（75）『弾丸特急ジェット・バス』（76）『リトル・ロマンス』（79）『フォクシー・レディ』（80）『バック・トゥ・スクール』（86）など多数の作品で活躍した。

一方18歳で歌手としてもレコード会社と契約し、コンサートなども行った。数年前から認知症を発症していたそうで、2017年以降の芸能活動は休止していた模様。死因は認知症による合併症と言われている。