ⓘ当サイトにはプロモーションが含まれています

第94回アカデミー賞授賞式で、妻ジェイダ・ピンケット・スミスの容姿に関するジョークをいわれたことで、壇上まで上がりプレゼンターのクリス・ロックに平手打ちをしたウィル・スミスが謝罪のコメントをSNSで発表した。

ウィル・スミス
TechCrunch, CC BY 2.0 https://creativecommons.org/licenses/by/2.0, via Wikimedia Commons
アカデミー協会は「いかなる暴力行為を認めるものではない」と直後に声明

スミスは「妻の病状についての冗談に我慢できず感情的になりましたが、私のとった行為は容認されるものではありませんでした。クリス、あなたに対して公に謝罪したいと思います。私は一線を越えてしまう間違いを犯しました。これは恥ずかしいことで、自分がなりたい自分とは相容れないものです。愛と優しさの世界に暴力の場所はありません」としてさらにアカデミー協会、プロデューサー、世界中の視聴者、彼が『ドリームプラン』で演じたリチャード・ウィリアムズの一家などにも謝罪している。

愛妻を思うが故のスミスの行為については賛否両論が起きているが、アカデミー協会は「いかなる暴力行為を認めるものではない」と直後に声明。スミスは主演男優賞受賞スピーチの中で協会や候補者に謝罪していたが、その後各方面から多くの批判を受けていた。

『ドリームプラン』で彼が演じたリチャード・ウィリアムズ自身も「私たちは他の誰かを叩く行為を容認しない」と語っており、スミスがリチャードの家族を守る精神を演じたことによってこの行為に及んだことを示唆するような発言を否定した。

またクリス・ロックと同業のコメディアンや司会者からもクリスを擁護する発言が続いた。スティーヴン・コルベールは「本当にコメディアンを傷つけたいなら、笑わないことだ。その方が彼は痛いと思うはずだ」と発言。

ただしスミスが受賞したオスカー像がはく奪されるということはなさそうだと大筋は見ている。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事