『ニトラム』の監督＆脚本家コンビが初めて世に送り出した超問題作『スノータウン』が8月3日より配信スタート

『ニトラム／NITRAM』のジャスティン・カーゼル監督の長編デビュー作で、第64回カンヌ国際映画祭批評家週間特別審査員賞を受賞した『スノータウン』が8月3日（水）より配信スタートする。

本作はオーストラリアで起きた「スノータウン男女12人猟奇殺人事件」を映画化した社会派ドラマ。『ニトラム／NITRAM』の監督ジャスティン・カーゼル＆脚本家ショーン・グラントのコンビが初めて世に送り出した超問題作だ。

本作の基になったスノータウン・マーダーズ(SNOWTOWN MURDERS)とは、1992年8月から1999年5月にかけてオーストラリアのサウス・オーストラリア(SA)の首都スノータウンで発生した12人の殺害事件。主犯のジョン・ジャスティン・バンティングとロバート・ジョー・ワグナーによって主に殺人が行われ、従犯及び複数の協力者がいた。彼らは異常性愛者を主に犯行の対象としたと主張するが、被害者の大半は抵抗もできない社会的弱者であった。

オーストラリア南部に位置するアデレード郊外の田舎町スノータウン。シングルマザーの⺟親や弟たちと貧しい暮らしを送っていた16歳の少年ジェイミーは、隣人の男から性的虐待を受けてしまう。そんな折、母親の新しい恋人ジョンが家にやって来る。男らしくカリスマ性のあるジョンに惹きつけられていくジェイミーだったが、実はジョンは「町の性犯罪者を根絶する」という名目のもと、恐ろしい殺⼈に⼿を染めていた…。