『ウォッチメン』のシスター・ナイト役で知られ、昨年映画監督デビューしたレジーナ・キングが、同名コミックの映画化作品『Bitter Root(原題)』の監督に抜擢された。米Deadlineなどが報じている。

"Regina King" by Gage Skidmore is licensed under CC BY-SA 2.0
アカデミー賞&エミー賞の受賞歴を持つレジーナ・キングが、アメコミ映画の監督に

今回映画化されるイメージ・コミック出版の「Bitter Root」は2018年より刊行され、その翌年にはアメコミ界で最も権威ある賞のひとつ“アイズナー賞”の最優秀新シリーズ賞にノミネートされた人気コミック。1924年の活気に満ちたハーレム・ルネッサンス期を舞台に、かつて偉大なモンスターハンターだった一族“サンゲリ家”が、ニューヨークに降りかかる想像を絶する悪に立ち向かう姿を描く。

2019年に米レジェンダリー・ピクチャーズが本作の映像化権を獲得し、『ブラックパンサー』のライアン・クーグラー監督と妻ジンツィ・クーグラーらが製作を担当。コミックの作者であるデビッド・F・ウォーカー、サンフォード・グリーン、チャック・ブラウンは、エグゼクティブ・プロデューサーとして参加する。リブート版『パワーレンジャー』も手掛ける脚本家ブライアン・エドワード・ヒルがドラフト(草稿)をリライト中だという。

レジーナ・キングは、昨年公開された(※)長編映画監督デビュー作『あの夜、マイアミで』がアカデミー賞の3部門にノミネートされるなど、高評価を得たばかり。2作目となる本作に期待しよう。

※日本では2021年1月よりAmazonプライムビデオで配信中

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事