ロンドンで喝采を浴びた感動のミュージカル『トゥモロー・モーニング』(12月16日公開)で主演を務める“ミュージカル界の帝王”ラミン・カリムルーの特別予告編が解禁された。あわせて本作に日本の人気ミュージカルで活躍する俳優や各界の著名人から絶賛コメントが到着した。
本作は、ロンドンで夢を生きる男女の愛と人生を、耳に残るメロディーと美しい歌声で描く極上のミュージカル映画。愛しているのに、すれ違ってしまう心と心。別れの前夜、ふたりの心に甦る愛の軌跡を、エネルギッシュでメロディアスな楽曲とともに綴る。映画・舞台の『レ・ミゼラブル』エポニーヌ役、「アナと雪の女王」エルサ役など、有名ミュージカルのヒロインを多数演じ、世界を魅了するサマンサ・バークスと、ミュージカル「オペラ座の怪人」で史上最年少の28歳で主役のファントム役に大抜擢され、「レ・ミゼラブル」のジャン・バルジャン役でブロードウェイ・デビューを果たし、数々の賞を受賞してきたラミン・カリムルーという世界最高峰のミュージカルスターが夢の映画初共演。ふたりのパワフルな歌声は、ひと組の男女の愛と人生を、美しいメロディーにのせて情感たっぷりに聴かせ、深い感動で包みこむ。
小説家を夢見ながらも、結婚後 10 年が経ち、コピーライターとして活躍する主人公ビルを演じるラミン・カリムルーは、英国を拠点にミュージカル俳優としてのキャリアを重ね、「オペラ座の怪人」や、その続編「ラブ・ネバー・ダイ」の世界初演でもファントム役を好演。「ミス・サイゴン」「サンセット大通り」「エビータ」「アナスタシア」など人気ミュージカルで主要な役を演じる、まさにミュージカル界の帝王。現在は NY ブロードウェイで「ファニー・ガール」に出演中、日本にも公演で複数回来日し、その圧倒的な歌声で観客を虜にしている。
このたび解禁された特別予告編は、そんな世界トップクラスのミュージカル俳優ラミン・カリムルーの歌唱力と舞台のミュージカルでは見られないような素の魅力を余すところなく収めた、『トゥモロー・モーニング』特別ミュージッククリップ。
映画本編で歌われるラミン・カリムルーのソロ“WILD”、ラミン・カリムルーとサマンサ・バークスのデュエット“LOOK WHAT WE MADE”、ラミン・カリムルーとサマンサ・バークス、映画キャストによる“ALL ABOUT TODAY”の3曲を披露している。
ロンドンの夜、「30歳で結婚して、気づくと10年が」と夫ビル(ラミン・カリムルー)はつぶやく。妻キャサリン(サマンサ・バークス)との離婚調停へと向かうビルだが、その前夜、キャサリンとの出会いや結婚式、そしてふたりの子供ザックのことを想い歌う。ワイルドだった若き日、自分の人生の物語を歌う“WILD”。子供の成長を思い出しながら「私たちの宝物だ」と歌う“LOOK WHAT WE MADE”。「今日がすべて」と幸せいっぱいの結婚式へと繋がる“ALL ABOUT TODAY”。
「現在」のふたりの心はすれ違いながらも、「過去」の妻と子供との楽しい日々を想う夫の切ない感情が伝わる、心揺さぶられる予告編となっている。
また、本作をいち早く鑑賞した、ミュージカルで活躍する俳優や著名人から、本作にコメントが寄せられた。「最後には涙が溢れました」「恋したことのあるすべての人に観てほしい」「美しいハモリの数々は至福の体験」とそれぞれから絶賛の声が届いている。コメント一覧・全文は以下にて。
『トゥモロー・モーニング』は12月16日(金)YEBISU GARDEN CINEMA、シネスイッチ銀座ほか全国公開。
著名人コメント 五十音順・敬称略
甲斐翔真(俳優)
これまでミュージカルスターであるラミンさんを観てきたので、この映画を観た時、良い意味でショックを受けました。長編映画へは初出演ということでしたが、映画俳優として全く違和感なく、ストーリーに見入ってしまいました。ステージ上の素晴らしいパフォーマンスをするラミンさんからは想像のつかないリアルなお芝居をされていて、ファンの僕からすると新たなラミンさんを観ることができとても幸せでした。
是非日本のラミンさんファン、そしてミュージカルファンの皆様にもご覧いただきたいです!
笠井信輔(フリーアナウンサー)
ミュージカルナンバーのほとんどがデュエットだなんて。
あまりにも美しいハモリの数かずは至福の体験。
假屋崎省吾(華道家)
最高のロンドンを舞台に、愛のゆくえをミュージカルで!
思わず口ずさんでしまう美しいメロディがたっぷり!
極上のエンターテイメントは感動の連続です💕
佐藤隆紀(LE VELVETS/歌手・俳優)
ラミン、サマンサと共演した際に感じた、彼らの誠実な人間性や素の優しさを感じられる心温まる作品。二人の表現力の高い歌唱力に加え、心の動きを繊細に表現した幅広い楽曲の数々。ミュージカルの良さを感じられる映画です。
所々でハッとさせられるような胸を打つ言葉に最後は涙が溢れました。人間が本来、何よりも大切にしなければいけない「愛」について、もう一度考えさせてくれる作品です。
田代万里生(俳優)
2013年のミュージカル「トゥモロー・モーニング」日本初演で結婚前夜の青年を演じ、この作品で菊田一夫演劇賞を受賞した思い出深い作品です。ミュージカル映画ならではのアプローチで日常を描いた今回の作品は、まさに人生のポートレート。ラストナンバーはもはや、誰もが自分自身のメインテーマに聴こえてくる奇跡!
中井美穂(フリーアナウンサー)
映画を見たら舞台版が、舞台を観たら映画版が絶対見たくなりますね。
ラミンとサマンサ、ミュージカルスターの 2 人だからこそ、心の奥底に隠された口に出せないそれぞれの想いが歌にのせて痛いくらい届きます。
10 年前の約束の答えを今のあなたならどう出しますか?
この作品から問われている気がします。
新妻聖子(女優・歌手)
オリジナルでは結婚前夜のカップルと離婚前夜のカップルを別々の役者が演じ、同じ人物だという秘密は終盤まで観客に明かされません。かつて舞台版「トゥモロー・モーニング」で若いカップルを演じた私は、今家庭を持ち親となり10年後の未来を生きています。いつかは過去となる“明日の朝”をどう迎えるのか…今一度自分に問いかけながら、懐かしい歌の数々を聴かせてもらいました。
宮原浩暢(LE VELVETS/歌手・俳優)
スクリーンの向こう側に、楽屋で会話した時のいつもの優しいラミンの表情がありました。二人のどこまでも甘く切ない歌声が、ストーリーと相まって心に刺さり、胸が何度も熱くなり涙が溢れました。
「愛」ってなんだろう?一つの答えがここにあります。
特別だった瞬間が当たり前に変わってしまう程、目まぐるしく過ぎ去る日常の残酷さ。でも、ふと立ち止まり考え問いかける、あなたにとって本当に大切な人は?事は?
恋したことのある全ての大人に観ていただきたい作品です。
よしひろまさみち(映画ライター)
ド派手ではないけど、心に染み入る恋と愛と別れのミュージカル。
パワフルな歌唱のサントラ、最高です。
LiLiCo(映画コメンテーター)
今まで歩んで来た人生の
宝物に改めて気づいた。
家族みんなを愛おしく感じた。
この可愛いミュージカルは
人を優しくする力を持っている。
トゥモロー・モーニング
2022年12月16日(金)YEBISU GARDEN CINEMA、シネスイッチ銀座ほか全国公開
STORY
ロンドンのテムズ川沿いに暮らす、画家のキャサリンとコピーライターのビル夫妻。仕事も成功し、可愛い息子にも恵まれ、理想的な幸せを手にしたはずのふたりは、いつの間にか心がすれ違い離婚を決意していた。離婚前夜、ふたりは出会った頃の、結婚前夜の記憶を辿りはじめるのだが…。
監督:ニック・ウィンストン 脚本・音楽:ローレンス・マーク・ワイス
出演:サマンサ・バークス、ラミン・カリムルー、ジョーン・コリンズ、ハリエット・ソープ
原題:Tomorrow Morning/2022年/イギリス/英語/105分/日本語字幕:石田泰子/後援:ブリティッシュ・カウンシル/配給:セテラ・インターナショナル
©Tomorrow Morning UK Ltd. and Visualize Films Ltd. Exclusively licensed to TAMT Co., Ltd. for Japan
この記事が気に入ったらフォローしよう
最新情報をお届けします
Twitterでフォローしよう
Follow WEEKEND CINEMA