『未知との遭遇』『スクープ 悪意の不在』で二度アカデミー賞助演女優賞にノミネートされたメリンダ・ディロンが、先月1月9日に死去したと家族が発表した。83歳だった。

米「Variety」など複数のメディアが報じている。死因は明らかにされていない。ディロンは16年前に女優業を引退。最後の映画出演は2007年の『再会の街で』だった
ディロンが最初に注目されたのは舞台。1963年の『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない』でブロードウェイ・デビューし、トニー賞にノミネートされた。
1969年の『幸せはパリで』で映画デビュー。1976年に伝記映画『ウディ・ガスリー/わが心のふるさと』でデヴィッド・キャラダイン演じる歌手ウディ・ガスリーの妻を演じ、一躍ブレイクした。
1977年にスティーヴン・スピルバーグ監督作『未知との遭遇』で宇宙人にさらわれた少年の行方を探す母親を演じ、アカデミー賞助演女優賞にノミネート。また1981年にはシドニー・ポラック監督の『スクープ 悪意の不在』で『スラップ・ショット』のポール・ニューマンと再共演し、アカデミー賞助演女優賞に再びノミネートされた。
そのほかの出演作に『フィスト』(1978)『ハリーとヘンダスン一家』(1987)『キルトに綴る愛』(1995)『マグノリア』(1998)などがある。
1963年に俳優の故リチャード・リベルティーニと結婚し(1978年に離婚)、息子をもうけた。
バーブラ・ストライサンドは監督・製作・主演を務めた『サウス・キャロライナ/愛と追憶の彼方』で彼女と共演経験があり、追悼コメントとして「メリンダ・ディロンはとても繊細で素晴らしい女優でした。『サウス・キャロライナ/愛と追憶の彼方』で彼女を演出するのは、とても楽しいものでした。彼女が安らかに眠れますように」とTwitterに綴っている。




