世界的ヒットシリーズ映画『シャーロック・ホームズ』とその続編『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』が登場してから10年以上、以前から製作中と伝えられているシリーズ最新作『シャーロック・ホームズ3』は本当に作られるのだろうか? 現状について、前2作の監督を務めたガイ・リッチーが口を開いた。

Gage Skidmore, CC BY-SA 2.0 https://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.0, via Wikimedia Commons
「彼が脚本と全体の責任者」

イギリスの作家アーサー・コナン・ドイルが生んだ名探偵の物語をモチーフにした映画『シャーロック・ホームズ』はロバート・ダウニー・Jr.とジュード・ロウが主演を務めるミステリー・アクション。2009年の1作目、2011年の2作目がともに世界興収5億ドル以上を記録するメガヒットシリーズだ。

『シャーロック・ホームズ3』の計画は第2作の公開直後から発表されていたものの、なかなか実現に至らず、2019年には前2作のリッチー監督から引き継ぐ形で『ボヘミアン・ラプソディ』のデクスター・フレッチャーが監督を務めることが発表され、2020年公開予定とされていたが、コロナ禍の影響もあって無期限で延期に。現在は宙に浮いた状態にある。

このたび、米メディア「Collider」の取材に応えたガイ・リッチーが『シャーロック・ホームズ3』の話題に触れ、現状について次のように語った。

「正直なところ、(『シャーロック・ホームズ3』は)ロバート(ダウニーJr.)に任せているんです。彼が脚本と全体の責任者で、彼次第なんです。私は自分が関わるべきときが来るまで、その場を離れています」

ロバート・ダウニー・Jr.のゴーサインが出れば動き出すという状況のようだが、彼の多忙さを考えれば、進展にはまだ時間がかかるということかもしれない。前作から36年ぶりの続編となった『トップガン マーヴェリック』のような例もあり、ファンとしては“そのとき”がくるのを気長に待ちたいところだ。

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