トム・ハンクス史上最も泣ける映画として話題の『オットーという男』(3月10日公開)。本作を手掛けたのはこれまでも多くの感動作を手掛けてきた名匠マーク・フォースター監督。『オットーという男』をはじめ、感涙必至の監督の4作品を一挙紹介!
3月10日(金)全国の映画館で公開
世界的ベストセラー小説を基にしたスウェーデン映画『幸せなひとりぼっち』をハリウッドリメイクした感動作。“町内イチの嫌われ者”でひとりぼっちのオットーが、近所に越してきた家族との交流によって再生していく姿を描く。主人公オットーを演じるのは2度のアカデミー賞®に輝くトム・ハンクス。世界中で愛される彼が、パブリックイメージとは真逆の嫌われ者を演じる。
マーク・フォースター監督は本作について「希望を見つける。思いもよらなかった人たちとコミュニティを築く。他人は自分とは違うのかもしれないと認めることを学ぶ。そうしたテーマに心打たれました。それに加えて、シリアスなテーマでありながら笑えるということ。生きていく中で、ものすごく大変なときにも笑えるのと同じようにね。暗闇に差し込んでくる光の要素が、私たちに希望を与えてくれるんです」と心に響く要素が満載だと話す。
そして、「トム・ハンクスは名優であり、どんな役を演じても真実味があります。それは彼が素晴らしいハートの持ち主で、誰もが彼に共感できるからです。コメディ出身で、フィジカルコメディもすごく上手い。動きもタイミングも見事。それと同時に、彼は演劇派俳優としても卓越しています。この役ではその二つのスキルを融合させているからこそ、観ている人は彼に共感し、彼を笑い、彼と笑い、辛い思いをしている彼を見て泣いてしまうんです」とトム・ハンクスがオットーと演じたからこそ泣ける映画が生まれたと語っている。
1903年のロンドンを舞台に、実在した作家ジェームズ・M・バリによる名作「ピーター・パン」誕生秘話をマーク・フォースター監督が映画化。ジョニー・デップ、ケイト・ウィンスレットなど実力派俳優が出演。
父を失い母と暮らす幼い4人兄弟と出会い、彼らとの交流に触発される作家バリ。「ピーター・パン」のモデルとなった少年に出会った彼が、物語を完成させるまでを描く。
ディズニーアニメーションでも親しまれている A・A・ミルンの名作児童文学「くまのプーさん」のその後を描いた感動のファンタジー。大人になったクリストファー・ロビンが、プーと奇跡的な再会を果たしたことをきっかけに、忘れてしまっていた大切なものを思い出していく姿を描くファンタジードラマ。『スター・ウォーズ』シリーズのオビ=ワン・ケノービ役などで知られるユアン・マクレガーが大人になったクリストファー・ロビンを熱演する。プーさんやティガー、ピグレットたち“100 エーカーの森”の住人たちは、原作の設定通りクラシカルなぬいぐるみそのままに描かれる。
成長してロンドンで多忙な生活を送るクリストファー・ロビン(ユアン・マクレガー)は、妻子と故郷で過ごすはずだった週末まで仕事でつぶれてしまう。そんなとき、少年時代の親友プーが彼の前に現れ、一緒に森の仲間たちを捜してほしいとロビンに頼むが…。
1970年代のアフガニスタン。兄弟のように育った少年2人の心の傷と許しを描くヒューマンドラマ。ソ連とタリバンに翻弄されるアフガニスタンの過去と現在を見せる。
原作はアメリカで300万部を超えるベストセラーとなった当時無名の新人、アフガニスタン出身のカーレド・ホッセイニの小説。第80回アカデミー賞では作曲賞にノミネートされた。
オットーという男
2023年3月10日(金)全国の映画館で公開
原題: A Man Called Otto
[US公開日]2022年12月30日NY/LA限定公開、2023年1月13日全米公開予定
[脚本]デヴィッド・マギー(『ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日』『ネバーランド』ともにアカデミー賞®脚色賞ノミネート)
[製作]リタ・ウィルソン/トム・ハンクス
[原作]フレドリック・バックマン「幸せなひとりぼっち」(ハヤカワ文庫)
[出演]トム・ハンクス/マリアナ・トレビーニョ(TV シリーズ「クラブ・デ・クエルボス)/マヌエル・ガルシア=ルルフォ(『マグニフィセント・セブン』)/レイチェル・ケラー(TV シリーズ「TOKYO VICE」)
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
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