天才監督グザヴィエ・ドランが初めて手掛けるTVドラマ『ロリエ・ゴドローと、あの夜のこと』(全5話)が本日3月24日(金)より「スターチャンネルEX」にてついに全話独占配信開始。このたび、玉城ティナ、葉山奨之、津田健次郎、宇垣美里、ハマ・オカモトら総勢10名の各界著名人から本作に激賞コメントが到着した。
カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した『Mommy/マミー』(2014年)やグランプリを受賞した『たかが世界の終わり』(2016年)など、“カンヌの申し子”の異名を持つ天才監督として日本でも高い人気を誇るカナダ・ケベック州出身の映画監督・俳優であるグザヴィエ・ドラン。本作は彼にとって初挑戦となるTVドラマであり、ドラン自身が脚本・監督・製作・出演を務めている。同名舞台が原案の本作は、30年前に起きた事件とそれにかき乱される家族の姿を過去と現在を行き来しながら描いた究極のサスペンス。
このたび、本作を全話鑑賞した各界の著名人たちから激賞コメントが寄せられた。女優の玉城ティナは「古くからテーマとして扱われやすい、家族の抱えた歪みや嘘を、ドラン監督が振る指揮棒の通りに演奏すればこんなに鋭いドラマになるのか、と」「バランスの良さと無駄のないカットに、感覚ではたどり着けない場所にいる監督のどっしりとした、確かな緻密さを感じました」、声優の津田健次郎は「グザヴィエ・ドランが描く鮮烈な映像は激しくも優しい。憎みながら愛し、引き裂かれたまま繋がっている」とドランが描く家族ドラマの完成度の高さを激賞。
フリーアナウンサー・女優の宇垣美里は「張り詰めた人間関係に散りばめられた謎、多彩な表現による映像美に酔いしれ、印象的な劇伴が醸す不穏な空気に惹きつけられて気づけば一気見。5時間の映画を見ているような濃密な世界観はまさにドランワールド全開」、俳優の葉山奨之は「ドラン作品はほぼ観ており、今回も“家族”がテーマ。全てのシーンが画になり、美しい。ぐっと心を掴まれました。進化し続けるドランはどうなられるのか、更にワクワクします!」とドランファンとしても力強い賞賛の言葉を送る。
さらに、OKAMOTO'Sのハマ・オカモトは「“家族”にしかわからない愛や悲しみ、配慮と距離がこれでもかと詰まっている」と家族の描き方に共感を寄せ、 『マティアス&マキシム』ではドラン演じるマキシム役の吹替を担当した声優の寺島拓篤は「ドランにしか切り取れない空気や気配が、幕開け早々に画面から溢れ出し、気がつく間もなく作品に飲み込まれる」 、声優・マルチクリエイターの三ツ矢雄二は「激しい愛憎にまみれた作品です。とにかく最初は伏線だらけ。後半になるにつれ、もつれた物語が次第にほぐれていきます」「最後の最後まで目が離せません」とサスペンスとしての側面も持つ本作の魅力に言及。
画家のヒグチユウコは「見終わったあとのなんとも言えない感情。とてもハートに残った」、映画執筆家の児玉美月は「この作品を経て、ドランが果たしてどこへ向かうのか、ますます目が離せない」、映画ライターのよしひろまさみちは「見事な演出、色調、スリル。これまで彼が作ってきた全てが濃度高めに爆発する」とドランの作家性が昇華された本作を絶賛する。著名人のコメント全文・一覧は記事下にて。
1話、また1話とストーリーが進むごとに家族の抱える新たな問題が明らかになり、“あの夜”に何が起きたのか、という謎がどんどん深まる本作は、ラスト15分まで決して見逃すことの出来ない究極のサスペンス。全編を通して張り詰めた緊迫感をまとったスリラーとしての魅力もさることながら、複雑で重厚な人間ドラマが描かれている。全5話の鑑賞後に思わずまたすぐ1話目から見返したくなること必至な、ドランによる5時間の全身全霊のドラマを体感してみよう。
『ロリエ・ゴドローと、あの夜のこと』(全5話)は本日より「スターチャンネルEX」にて全話独占配信開始。あわせて「BS10 スターチャンネル」でも毎週月曜23:00ほか放送中。
著名人からの推薦コメント(50音順・敬称略)
張り詰めた人間関係に散りばめられた謎、
多彩な表現による映像美に酔いしれ、
印象的な劇伴が醸す不穏な空気に惹きつけられて気づけば一気見。
5時間の映画を見ているような濃密な世界観はまさにドランワールド全開。
宇垣美里(フリーアナウンサー・女優)
朽葉の舞い方も、音楽の奏でられ方も、紫炎の揺れ動き方も、色彩の配され方も、すべてがグザヴィエ・ドランその人のものにほかならなかった。
この作品を経て、ドランが果たしてどこへ向かうのか、ますます目が離せない。
児玉美月(映画執筆家)
古くからテーマとして扱われやすい、家族の抱えた歪みや嘘を、
ドラン監督が振る指揮棒の通りに演奏すればこんなに鋭いドラマになるのか、と。
アンヌ・ドルヴァルの安心感、そして今回も怒鳴り声は満載!
ですが、バランスの良さと無駄のないカットに、
感覚ではたどり着けない場所にいる監督のどっしりとした、確かな緻密さを感じました。
玉城ティナ(女優)
ミステリーを軸に紡がれる壊れた家族の物語。
グザヴィエ・ドランが描く鮮烈な映像は激しくも優しい。
憎みながら愛し、引き裂かれたまま繋がっている。
津田健次郎(声優)
ドランにしか切り取れない空気や気配が、幕開け早々に画面から溢れ出し、気がつく間もなく作品に飲み込まれる。
何が現実かわからなくなるような錯覚を覚える、視聴というより体験に近い、そんな凄い作品です。
寺島拓篤(声優)
"家族"にしかわからない
愛や悲しみ、配慮と距離がこれでもかと詰まっている。
観ていて、気持ちが落ち着かなかった。
作品の低体温さを更に演出する劇伴も相まって、忘れられない5話に仕上がっている。
ハマ・オカモト(OKAMOTO'S)
ドラン作品はほぼ観ており、今回も“家族”がテーマ。全てのシーンが画になり、美しい。
ぐっと心を掴まれました。役者陣も素晴らしいお芝居、考えさせられます。
進化し続けるドランはどうなられるのか、更にワクワクします!
葉山奨之(俳優)
激しい愛憎にまみれた作品です。とにかく最初は伏線だらけ。
後半になるにつれ、もつれた物語が次第にほぐれていきます。
サスペンスの要素があり、スリラー的な展開もあります。
最後の最後まで目が離せません。
三ツ矢雄二(声優・マルチクリエイター)
今回は初のドラマということで、どうなるのか興味深い。
5話でドラマとしては話数が短い、しかし映画よりはすごく長い。
サスペンスはかつてドランの映画にもあり、独特の緊張感と登場人物たちのそれぞれの秘めた想いが引き込まれた。
家族のいろんな立場に感情移入し、私としてはあまり普段そういった気持ちにならないので妙な感じだ。
見終わったあとのなんとも言えない感情。とてもハートに残った。
皆様にもぜひお勧めしたい。
ヒグチユウコ(画家)
グザヴィエ・ドランがTVシリーズ!?と意外な気持ちを拭えぬまま観て納得。
彼は、この尺、この規模でないと語り尽くせなかったのだ。
見事な演出、色調、スリル。
これまで彼が作ってきた全てが濃度高めに爆発する。
よしひろまさみち(映画ライター)
ロリエ・ゴドローと、あの夜のこと
(全5話)
【配信】 Amazon Prime Video チャンネル「スターチャンネルEX」
<字幕版>全話独占配信中
配信サイト
【放送】 BS10 スターチャンネル <STAR1 字幕版>毎週月曜23:00ほか
作品公式サイト:https://www.star-ch.jp/drama/lauriergaudreault
STORY
1991年、ケベック州の郊外。ラルーシュ家のジュリアン、妹のミレイユと、向かいに住むゴドロー家のロリエは仲良し3人組だった。しかし、ある夜の事件を境に3人の人生は一変。ミレイユは秘密を抱えたまま町を離れ、家族と距離を置いていた。それから約30年。母マドが危篤という連絡を受け、ミレイユが帰郷し、ジュリアンとパートナーのシャンタル、次男のドゥニ、ドラッグのリハビリ施設から出来てばかりの末っ子エリオットら家族が再び集まることに。そして、マドが残した予想外の遺言が引き金となり、葬り去られていた嘘と秘密に翻弄されることとなる。はたして“あの夜”いったい何が起きたのか―。
【監督・脚本・製作・出演】グザヴィエ・ドラン(『Mommy/マミー』) 【音楽】ハンス・ジマー、デヴィッド・フレミング(『DUNE/デューン 砂の惑星』)
【出演】ジュリー・ルブレトン、パトリック・イヴォン、アンヌ・ドルヴァル、エリック・ブルノー、マガリ・レピーヌ・ブロンドー、ジブリル・ゾンガほか
© Fred Gervais
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