国際的ベストセラー小説を映画化し、第75回カンヌ国際映画祭にて審査員賞を受賞した感動作『帰れない山』(5月5日公開)の予告映像が解禁された。特報映像に続いて、俳優の三上博史がナレーションを務めている。

『TITANE/チタン』の撮影監督ルーベン・インペンスによる息を飲むほどに美しい映像美

本作は、国際的ベストセラー小説「帰れない山」の待望の映画化。ティモシー・シャラメ主演『ビューティフル・ボーイ』で知られるベルギーの俊英、フェリックス・ヴァン・フルーニンゲン監督が、『オーバー・ザ・ブルースカイ』の脚本家シャルロッテ・ファンデルメールシュを共同監督に迎え、人生に立ち止まり、未来を見つめる大人たちの物語を丹念に紡ぎ出した。「原作の忠実な映画化」「壮大で純粋な作品」と世界が絶賛し、第75回カンヌ国際映画祭にて審査員賞を受賞した。

山麓の小さな村で、都会育ちの少年ピエトロと同い年の牛飼いの少年ブルーノとが出会い濃密な時間を過ごす。やがて大人になった二人は再会し、お互いの心に寄り添いながらもそれぞれの道を進んでゆく。北イタリアの雄大なるモンテ・ローザ山麓を舞台に、彼らの友情と成熟を描く、美しくもほろ苦い“大人の青春映画”だ。主人公のピエトロ役には『マーティン・エデン』のルカ・マリネッリ、親友のブルーノ役にはアレッサンドロ・ボルギ。

このたび解禁されたのは、長寿番組「小さな村の物語 イタリア」(BS日テレ)のナレーションでも人気の俳優・三上博史がナレーションを務める予告映像。雄大な北イタリアのモンテ・ローザ山麗を舞台に、別々の道を歩む2人の青年が育む友情とその尊さが、そのナレーションによってより際立っている。

人生に悩みながら世界を旅するピエトロと、モンテ・ローザ山麓を生きる場所と決めいつでもピエトロを優しく迎え入れるブルーノ。そんな二人を結びつける山を、パルム・ドール受賞作『TITANE/チタン』の撮影監督ルーベン・インペンスが息を飲むほどに美しい映像美でスクリーンに焼き付けている。

あわせて解禁された場面写真も、壮大でありながら目を奪うほど美しい大自然の中でピエトロとブルーノが一緒に過ごしたかけがえのない時間を閉じ込めた情緒溢れるものばかり。火を囲み語らうシーンや山小屋を建てる場面、幼き頃の2人を捉えたカットなど、どこを切り取っても画になる本作の中でもその魅力が詰まった選りすぐりの写真となっている。

『帰れない山』は5月5日(金・祝) 新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座、シネ・リーブル池袋ほか全国順次公開。

作品情報

帰れない山
2023年5月5日(金・祝) 新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座、シネ・リーブル池袋ほか全国順次公開

STORY
都会育ちで繊細な少年ピエトロは、山を愛する両親と休暇を過ごしていた山麓の小さな村で、同い年で牛飼いをする、野性味たっぷりのブルーノに出会う。まるで対照的な二人だったが、大自然の中を駆け回り、濃密な時間を過ごし、たちまち親交を深めてゆく。やがて思春期のピエトロは父親に反抗し、家族や山からも距離を置いてしまう。時は流れ、父の悲報を受け、村に戻ったピエトロは、ブルーノと再会を果たし…。

監督・脚本:フェリックス・ヴァン・フルーニンゲン&シャルロッテ・ファンデルメールシュ 撮影:ルーベン・インペンス
原作:「帰れない山」(著:パオロ・コニェッティ 訳:関口英子 新潮クレスト・ブックス)
出演:ルカ・マリネッリ『マーティン・エデン』、アレッサンドロ・ボルギ『ザ・プレイス 運命の交差点』、フィリッポ・ティーミ『愛の勝利を ムッソリーニを愛した女』、エレナ・リエッティ『3つの鍵』
2022年/イタリア・ベルギー・フランス/イタリア語/1.33:1/5.1ch/147分/原題:Le Otto Montagne/日本語字幕:関口英子

配給・宣伝:セテラ・インターナショナル

© 2022 WILDSIDE S.R.L. – RUFUS BV – MENUETTO BV –PYRAMIDE PRODUCTIONS SAS – VISION DISTRIBUTION S.P.A.

公式サイト www.cetera.co.jp/theeightmountains/

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