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映画『ハロウィン THE END』(公開中)の公開を記念し、4月14日(金)にTOHOシネマズ 六本木ヒルズとTOHOシネマズ 梅田で『ハロウィン』(2018)、『ハロウィン KILLS』、『ハロウィン THE END』の3部作を一挙上映する“春のハロウィン祭り”が開催され、TOHOシネマズ 六本木ヒルズでは、アートディレクター、映画ライターの高橋ヨシキ、映画文筆家の鷲巣義明が登壇し、シリーズを総括するトークショーを実施した。

「カーペンターには“かっこいい”の美学がある」

映画史に残るホラー・アイコン“ブギーマン”を生み出し、いまなおホラー映画の金字塔として愛され続ける鬼才ジョン・カーペンターの『ハロウィン』(78)。本作はその40年後を描いた正統な続編『ハロウィン』シリーズの最終章。この公開をもって、1978年から40年以上続いたローリー・ストロードとマイケル・マイヤーズの因縁に終止符が打たれる。前作に引き続き監督・脚本・製作総指揮を務めるのはデヴィッド・ゴードン・グリーン。主人公ローリー・ストロードをジェイミー・リー・カーティスが演じる。

『ハロウィン THE END』

まず『ハロウィン』との出会いについて、高橋は「(1作目が公開された)1978年はまだ一人で映画を観られる年齢じゃなかったので、初めて観たのはVHSでした。独特な、シャープでクールな感じがあり、かっこいい映画という印象でした」と、当時高校生ながら大きな衝撃を受けたそう。鷲巣も「当時、ジョン・カーペンターの作品は初めて観ましたが、ストーリーがシンプルでかっこいい。緊張感もあり、画面に釘付けになりました。とくに、ストーリーに余白があり、観客に解釈を委ねるところが良い」とコメントし、『ハロウィン』をきっかけに今でもジョン・カーペンターを取材し追いかけている鷲巣はその魅力を熱弁。

さらに、高橋が「カーペンターには“かっこいい”の美学がある。彼が作った音楽も忘れ難いメロディがある」と音楽について触れると、鷲巣も「彼は感覚の人。楽譜が読めないから音楽も感覚で作っている。自分の好きなものを作ってそれがアメリカで成功し、シリーズ化するわけですが、メジャーになっても自分の感覚を貫いているのがすごい」と続けた。

これまで、色々な続編が作られてきた『ハロウィン』シリーズ。新3部作として打ち出された2018年の『ハロウィン』について話が及ぶと、高橋は「2018年の『ハロウィン』と『ハロウィン KILLS』は1978年版に立ち上っていく描写がある。ジェイミーが年を重ねた感慨深さもある」、鷲巣は「グリーン監督は、オリジナル版のマイケルのまだ明かされていない部分を自分なりの解釈で描きたかったんだと思う。トラウマを負ったローリーが、どう変貌したか、想像しながら観ると楽しい」と、それぞれの見所ポイントを力説した。

『ハロウィン』シリーズに欠かせないのが、今やホラーのアイコンとなった主人公ローリー。45年にわたり演じ続けてきたジェイミー・リー・カーティスについて、高橋は「弱弱しさと力強さの中間を、含みをもたせて演じている。恐怖を乗り越えた先にある強さを感じさせる」と絶賛。鷲巣も「新3部作でマイケルの多面的な部分が描かれているように、ローリーも多面的な所が見えてくると思う。かつての可愛らしい部分も」と語る。恐怖に真正面から立ち向かうローリーの変貌にも注目だ。

そして、2021年、コロナ禍でありながら『ハロウィン KILLS』も大ヒットを記録。マイケルの恐怖によりハドンフィールドの人々が暴徒化する様を描き、群衆心理など社会的メッセージが込められているが、高橋はマイケルと群衆が対決する構図が斬新で、驚いたという。鷲巣も「僕は『ハロウィン KILLS』が好きなんです。群衆が過激な行動に出る恐ろしさが中心にあって、『ハロウィン THE END』にもつながっている」と、これまでのシリーズにはなかった新しい視点について語った。

そんなローリーとマイケルの壮絶な闘いも『ハロウィン THE END』にて終着を迎えるわけだが、本作の見所について高橋は「今回はローリーの孫、アリソンの恋愛も描かれるので要注目だなと。また、思わずやったぜ!というシーンがあるんですよ。グっとくるシーンが。今回のイベントのように、3部作続けて観ることに意味があると思うので、これから100%楽しんでいただきたいと思います」、鷲巣は「マイケルは一体何者だったのか、それぞれが判断してみて。とりあえず、ローリーお疲れ様でした!とにかく、観客の期待を裏切りつつ、それを超えた面白さがあると思います。それを楽しんでください」とコメントし、観客にメッセージを贈った。最後に、ブギーマンも登場し、3人で写真撮影。ここでしか聞けないエピソードが満載で、観客も大満足のイベントとなった。

『ハロウィン THE END』はTOHO シネマズ 日比谷、渋谷シネクイントほか全国公開中。

作品情報

ハロウィン THE END
2023年4月14日(金)、TOHO シネマズ 日比谷、渋谷シネクイントほか全国公開

STORY
殺人鬼ブギーマンことマイケル・マイヤーズが再びハドンフィールドを恐怖に陥れた事件から4年が経ち、街は少しずつ平穏な日常を取り戻しつつあった。マイケルの凶刃から生き延びたローリー・ストロードは孫娘のアリソンと暮らしながら回顧録を執筆し、40年以上にわたりマイケルに囚われ続けた人生を解放しようとしていた。しかし、暗い過去をもつ青年コーリーが、4年間、忽然と姿を消していたマイケルと遭遇したことをきっかけに、新たな恐怖が連鎖し始める。ついにローリーは、長年の因縁に決着をつけるべく、マイケルと最後の対峙を決意するー!!

監督:デヴィッド・ゴードン・グリーン 脚本:ポール・ブラッド・ローガン、クリス・ベルニエ、デヴィッド・ゴードン・グリーン、ダニー・マクブライド
製作総指揮:ジョン・カーペンター、ジェイミー・リー・カーティス、ダニー・マクブライド、デヴィッド・ゴードン・グリーン
製作:マレク・アッカド、ジェイソン・ブラム、ビル・ブロック
出演:ジェイミー・リー・カーティス、アンディ・マティチャック、ローハン・キャンベル、ウィル・パットン、カイル・リチャーズ、ジェームズ・ジュード・コートニー
2022年/アメリカ/カラー/スコープサイズ/英語/原題:HALLOWEEN ENDS/111分/R15+

配給:パルコ ユニバーサル映画

Ⓒ2022 UNIVERSAL STUDIOS

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