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世界三大映画祭の常連で、『Summer of 85』『すべてうまくいきますように』など話題のヒット作が続くフランソワ・オゾン監督の最新作『苦い涙』が6月2日(金)より公開。このたび、フランソワ・オゾン監督作品に初登場にして、強烈な存在感を放つ名優イザベル・アジャーニのインタビュー映像が解禁された。

監督「イザベルは世間が彼女に抱くイメージとは異なる役を演じるのが好き」

本作は、オゾン監督が『焼け石に水』以来20年ぶりに、ニュー・ジャーマン・シネマの伝説的な映画作家ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーの1972年製作の名作『ペトラ・フォン・カントの苦い涙』をオゾン流に自由に翻案したリメイク。1970年代ドイツのアパルトマンを舞台にした室内劇として、主人公の映画監督ピーターが、美しい青年アミールに翻弄され恋に溺れていく様を風刺やユーモアをふんだんに織り交ぜて描き、「人を愛するということとは何なのか」という根源的な問いを驚くほど軽やかに投げかけるメロドラマ。

2000年代に手がけた『まぼろし』『8人の女たち』『スイミング・プール』で世界的な脚光を浴び、その後もほぼ年に1本のペースで長編映画を発表、その大半が世界三大映画祭のコンペティションに選出されてきたフランソワ・オゾン監督は、ジャンヌ・モロー、カトリーヌ・ドヌーヴ、イザベル・ユペール、シャーロット・ランプリング、ファニー・アルダン、エマニュエル・ベアール、ソフィー・マルソーといった錚々たるフランスの大女優たちと仕事を重ねてきた。

最新作である『苦い涙』では、映画界の生けるレジェンドともいうべき大物女優で、アカデミー賞2度のノミネート、セザール賞ではフランス映画界史上最多5回の受賞を誇る名優イザベル・アジャーニがオゾン作品に初登場し注目されている。

イザベル・アジャーニは19歳の時に主演した『アデルの恋の物語』でアカデミー賞主演女優賞にノミネート、『カルテット』と『ポゼッション』でカンヌ国際映画祭女優賞を受賞、『カミーユ・クローデル』でベルリン国際映画祭女優賞受賞し、再びアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた。輝かしいキャリアを重ねてきたアジャーニが、今回『苦い涙』で演じるのは、『アデルの恋の物語』や『カミーユ・クローデル』で印象深い情熱的な恋に生きる女性とは相対的なタイプのハリウッド帰りのスター女優シドニー。ドゥニ・メノーシェ演じる主人公の映画監督ピーターに名声をもたらした恩人という役どころだ。

このたび解禁されたインタビュー映像では、尊敬するファスビンダー作品が若かりし頃のフランソワ・オゾンの人生に与えた影響が大きかったということ、『苦い涙』で演じたスター女優シドニーのキャラクターについて等を語っている。

劇中、アジャーニが歌う「人は愛するものを殺す(Jeder Tötet, Was Er Liebt)」の歌声も一部、披露されている。『ファスビンダーのケレル』でジャンヌ・モローが歌った曲を、『苦い涙』ではアジャーニがドイツ語でカヴァーしている。アジャーニは、「フランソワが私の歌を評価してくれて嬉しかった」と明かした。

フランソワ・オゾン監督からは、「イザベル・アジャーニと一緒に仕事するのをずっと夢見ていましたが、まさか夢が叶うとは思ってもいませんでした。彼女が自分の役だけではなく、この映画が描く愛にも注目し、それを理解した上で脚本を愛してくれたことに感動しました。イザベルは素晴らしい女優であり、ストラディバリウスのような存在です。『もう少し感情的に』とか『もう少し残酷さを』と言うだけで、彼女はその音色を優雅に奏でます。彼女が演じるキャラクターの衣装は、衣装デザイナーのパスカリーヌ・シャヴァンヌと協力して、マレーネ・ディートリヒやエリザベス・テイラーのような70年代のスタイルを真似て作りました。イザベルは世間が彼女に抱くイメージとは異なる役を演じるのが好きで、ドラッグ中毒の歌姫になることを楽しんでいたと思います。自分とはまったく違うけれど、やはり観客の目にはどこか共通する何かが垣間見える…、そんな感覚をね。ピーターと同様、彼女のキャラクターには真実のヒントが隠されています。皮肉と脆さをバランスよく表現する必要がありました。彼女がオファーを受けてくれた瞬間、ドイツ語で歌う彼女の声を聞かなければと思いました。そこで、『ファスビンダーのケレル』(82)でジャンヌ・モローがキャバレーで歌う、オスカー・ワイルドの詩を元にした“人は愛するものを殺す Jeder Tötet, Was Er Liebt”という歌を入れることにしました。イザベルの母親はドイツ人ということもあり、ファスビンダーとのつながりも感じます」と、アジャーニを称賛するコメントが届いた。

『苦い涙』は6月2日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開。

作品情報

苦い涙
2023年6月2日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開

STORY
著名な映画監督ピーター・フォン・カント(ドゥニ・メノーシェ)は、恋人と別れて激しく落ち込んでいた。助手のカール(ステファン・クレポン)をしもべのように扱いながら、事務所も兼ねたアパルトマンで暮らしている。ある日、3年ぶりに親友で大女優のシドニー(イザベル・アジャーニ)が青年アミール(ハリル・ガルビア)を連れてやって来る。艶やかな美しさのアミールに、一目で恋に落ちるピーター。彼はアミールに才能を見出し、自分のアパルトマンに住まわせ、映画の世界で活躍できるように手助けするが…。

監督・脚本:フランソワ・オゾン 『まぼろし』『8人の女たち』『Summer of 85』『すべてうまくいきますように』
ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー「ペトラ・フォン・カントの苦い涙」から自由に翻案
出演:ドゥニ・メノーシェ『悪なき殺人』『ジュリアン』、イザベル・アジャーニ『カミーユ・クローデル』『アデルの恋の物語』、ハリル・ガルビア、ステファン・クレポン、ハンナ・シグラ『ペトラ・フォン・カントの苦い涙』『マリア・ブラウンの結婚』、アマンテ・オーディアール
原題:PETER VON KANT/2022/フランス/フランス語/85分/日本語字幕:手束紀子/配給:セテラ・インターナショナル  PG12

© 2022 FOZ - France 2 CINEMA - PLAYTIME PRODUCTION ©Carole BETHUEL_Foz

公式サイト www.cetera.co.jp/nigainamida

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