年間100回以上もの公演を行うシニア女性だけのチア・ダンス・チームの友情と挑戦を追った『70歳のチア・リーダー』予告編が完成

シニア女性だけのチア・ダンス・チームを追ったドキュメンタリー映画『70歳のチア・リーダー』（6月23日公開）の予告編が完成した。

本作は、米国フロリダ州で活躍するシニア女性だけのチア・ダンス・チーム「カレンダー・ガールズ」（Calendar Girls）たちの活動を追ったドキュメンタリー。好奇心と探求心、創作意欲にまっすぐなシニア女性たちの、友情と連帯、夢とユーモアいっぱいの“青春物語”だ。2022年サンダンス映画祭に正式出品された。

カレンダー・ガールズは、2005年からフロリダ南西部の人々の心をつかんできた。カウガール、海賊、ヒッピー、ユニコーン、『アナと雪の女王』のエルサなど、時にエレガントで、時にワイルドで奇抜なコスチュームで知られる。彼女たちの体形はさまざまで皺もある。しかしキラキラのメイクと超ミニ・スカートで思いっきりダンスを披露する姿が多くの人を魅了している。

周囲の目線を感じながらも、彼女たちはそれをはねのけてやりたいことを追求する。それは「シニア女性」という偏見への挑戦とも言える。彼女たちのダンスは「老い」や「おばあちゃん」のイメージを覆し、日本の女性にもエールを贈るものである。

このたび解禁された予告編では、米国フロリダ州を拠点に、年間100回以上もの公演を行い、週に3回の練習をこなす「カレンダー・ガールズ」たちの姿を映し出している。

活動で得た資金はチャリティーに回し、介助犬をおくるサポートをしている「カレンダー・ガールズ」。持病との闘い、夫の無理解、老いとの向き合い…それぞれが置かれた状況に翻弄されつつも、仲間と支え合いチア・ダンスに励む前向きな彼女たちを映し出す内容となっている。

『70歳のチア・リーダー』は6月23日（金）よりアップリンク吉祥寺にて公開。