現在日本でも大ヒット公開中の『コーダ あいのうた』が、現地時間2月8日に発表された2022年・第94回アカデミー賞にて作品賞、脚色賞、助演男優賞の3部門でノミネートされた。助演男優賞候補のトロイ・コッツァーは、男性ろう者俳優としてアカデミー賞史上初のノミネートとなる。

トロイが受賞すれば“世界唯一のアカデミー賞夫婦”が誕生

本作は、サンダンス映画祭で上映されるや、世界のバイヤーがその権利に殺到し、史上最多受賞&史上最高額落札のニュースで世界を沸かせた感動作。2015年に日本でも公開されたフランス映画『エール!』のハリウッド版リメイクだ。「CODA(コーダ)」とは、Children of Deaf Adults=“耳の聴こえない両親に育てられた子ども”の意。また、音楽用語としては、楽曲や楽章の締めを表す=新たな章の始まりの意味も併せ持つ。

海の町で、耳の聞こえない両親と兄と暮らすルビー(エミリア・ジョーンズ)は、幼い頃から家族の“通訳”となり、家業の漁業を毎日欠かさず手伝っていた。高校で合唱クラブを選択したルビー。彼女の歌の才能に気づいた顧問が、都会の名門音楽大学の受験を強く勧める。だが、夢よりも家族の助けを続けることを選ばざるを得ない彼女は…。

今回ノミネートを果たしたのは、作品賞・脚色賞・助演男優賞の3部門。助演男優賞候補のトロイ・コッツァーは主人公・ルビーの“耳の聞こえない父親”役を演じている。

本作でトロイと夫婦役を演じているマーリー・マトリンは、かつて出演した『愛は静けさの中に』(87)で第59回アカデミー賞主演女優賞を受賞した女性唯一のろう者でもある俳優。トロイが受賞すれば“世界唯一のアカデミー賞夫婦”の誕生となる。受賞発表は現地時間3月27日を予定している。

『コーダ あいのうた』は現在大ヒット上映中。

作品情報

コーダ あいのうた
2022年1月21日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー

監督・脚本:シアン・ヘダー 出演:エミリア・ジョーンズ「ロック&キー」、フェルディア・ウォルシュ=ピーロ『シング・ストリート』、マーリー・マトリン『愛は静けさの中に』
原題:CODA|2021年|アメリカ・フランス・カナダ|カラー|ビスタ|5.1chデジタル|112分|字幕翻訳:古田由紀子|PG12 

配給:ギャガ GAGA★

© 2020 VENDOME PICTURES LLC, PATHE FILMS

公式HP:gaga.ne.jp/coda

あわせて読みたい

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事