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1960年代初頭、ナチス残党がチリに設立した悪名高い拷問施設「コロニア・ディグニダ」の衝撃の実話を基にした『コロニアの子供たち』が6月9日(金)より公開。このたびメイキング画像が解禁された。

現在はビジャ・バビエラと名前を改め、ホテルを備えた観光地に

1960年代初頭、ナチス残党がチリに設立した「コロニア・ディグニダ」(現在名:ビシャ・バビエラ)は労働・秩序・清廉さといった“規範”を基にした一見美しい共同体。しかし、その裏では独裁者パウル・シェーファーによって厳格に管理・支配されていた。洗脳、武器の密輸、政治的反対派の拷問、殺人、児童虐待…ピノチェト政権下において隠され続けてきた悪の代名詞は近年エマ・ワトソン主演、フロリアン・ガレンベルガー監督『コロニア』(2015)や、クリストバル・レオン、ホアキン・コシーニャ監督のストップモーションアニメ『オオカミの家』(8月日本公開)でも題材とされている。

本作はその知られざる負の歴史を少年の視点から描く物語。奨学生としてコロニア・ディグニダの学校に通い始めた12歳の少年・パブロは、入学してすぐに集団を統治するパウル様の“お気に入り”に選ばれる。しかし、それは彼にとって地獄の日々への入り口だった。地域から隔離された謎の施設で遭遇する、あまりに不可解な出来事の数々。闇に触れた少年は、どのように現実と対峙するのか――。

このたび、撮影のほとんどをチリに現存するコロニア・ディグニダで行った本作のメイキング写真が解禁された。コロニア・ディグニダは現在ビジャ・バビエラと名前を改め、ホテルを備えた観光地になっている。

『コロニアの子供たち』は6月9日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町、池袋シネマ・ロサ他 全国ロードショー。

作品情報

コロニアの子供たち
2023年6月9日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町、池袋シネマ・ロサ他 全国ロードショー

監督・脚本:マティアス・ロハス・バレンシア
出演:サルヴァドール・インスンザ、ハンス・ジシュラー、アマリア・カッシャイ、ノア・ヴェスターマイヤー、ダヴィド・ガエテほか
2021 年/チリ/フランス/ドイツ/アルゼンチン/コロンビア/99 分/カラー

配給:シノニム、エクストリーム

© 2021 Quijote Films - Rampante Films - Mandra Films – Klinkerfilm – Autocroma - Séptima films

公式サイト https://colonia-movie.com/

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