『コーダ あいのうた』製作陣が贈る、ふぞろいな家族の再起の物語『ふたりのマエストロ』が8⽉18⽇(⾦)より公開。このたび、主人公が世界的指揮者・小澤征爾の映像を見て手紙をしたためるシーンの本編映像が解禁された。

本作は、ある依頼の間違いによって互いの⼼に向き合うことになった指揮者の⽗と息⼦の物語を描くフランス映画。主⼈公を演じるのは『ぼくの妻はシャルロット・ゲンズブール』で実⽣活でも夫婦であるシャルロットと共演・監督を果たしたイヴァン・アタル。ピエール・アルディティやミュウ=ミュウなどフランスを代表する名優たちが家族の葛藤を⾒事に描き出す。監督は俳優としても活躍するブリュノ・シッシュ。プロデューサーにはアカデミー賞作品賞受賞『コーダ あいのうた』のフィリップ・ルスレらが参加。
劇中でマエストロ親⼦を悩ます、ミラノ・スカラ座。⻑い伝統を持つイタリアオペラ界の最⾼峰と呼ばれる劇場で、現在の建物は 1778 年8⽉3⽇に落成した。この記念すべき⽇にちなんで、主⼈公・ドニが思い悩んだ夜にレジェンド指揮者・⼩澤征爾がスカラ座で指揮を振る映像を視聴する注⽬シーンの映像が解禁された。
⽗親に届いたスカラ座⾳楽監督就任の依頼が、本当は⽗親ではなく⾃分への依頼だったと知ったドニ。全指揮者の憧れでもあるポジションに信じられない思いと嬉しさを感じながらも、⼀⽅で⽗親にはオファーが間違いであった事実を伝えなければならない過酷な現実と直⾯していた。⽗親が⻑年夢⾒た希望を砕いてしまうもどかしさ、⾃分が果たして依頼を受ける器なのか、さまざまな思案が頭をめぐり眠れない夜を過ごすなか、ふと若かりし⼩澤征爾がスカラ座でアヴェ・マリアを振る映像を流すドニ。伸びやかで豊かな調べが部屋中に響くなか、⽗・フランソワに対して⼿紙を書き始めるー。
本作はイスラエルの監督・脚本家ヨセフ・シダーの映画『フットノート』(11)を原作に、とある⼿違いから⼦が親を超えるというドラマチックなテーマを活かしつつ、ブリュノ・シッシュ監督が⾃由な脚⾊を施した。多くの着想を得たのは世界的に活躍する2⼈の⽇本⼈、指揮者・⼩澤征爾と作家・村上春樹の対談集『⼩澤征爾さんと、⾳楽について話をする』(英訳版『Absolutely on Music』として 2016年に出版され海外の読者にも親しまれている⼀冊)だと明かす。
巨匠・⼩澤征爾は1959年に渡仏しオーケストラ指揮者国際コンクールで1位になり、カラヤン、ミュンシュ、バーンスタインらに師事。その後サンフランシスコ、シカゴ、トロント、ボストンの交響楽団を指揮しアメリカでの活躍をはじめ、ヨーロッパではベルリン・フィル、ウィーン・フィルなどのオーケストラ、オペラではパリ・オペラ座、ザルツブルグ、ミラノ・スカラ座にも出演。ウィーン国⽴歌劇場で⾳楽監督を務めた⾼い評価と絶⼤な⼈気を誇る世界的な指揮者だ。「本作でちらつく⼩澤征爾の影は、ある意味で映画の基軸となっている」と話す監督は「この本から映画で語られるスカラ座のブーイングについての逸話を⾒つけた」と語り、今回解禁したシーンについて「イヴァンが観ている⼩澤の映像で流れる崇⾼な曲は、ジュリオ・カッチーニの『アヴェ・マリア』だ。リレーのように、ドニと⽇本の巨匠が切り替わるモンタージュにしたおかげで魅⼒的な場⾯に仕上がったよ」と撮影を振り返っている。
『ふたりのマエストロ』は8月18日(⾦)ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamura ル・シネマ 渋⾕宮下、シネ・リーブル池袋 ほか全国順次公開。
ふたりのマエストロ
2023年8月18日(⾦)ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamura ル・シネマ 渋⾕宮下、シネ・リーブル池袋 ほか全国順次公開
STORY
⽗も息⼦も、パリの華やかなクラシック界で活躍する指揮者の親⼦。ふたりの間には⻑年、不協和⾳が鳴り響いていた。ある⽇、⽗・フランソワに夢にまで⾒た世界最⾼峰「ミラノ・スカラ座」⾳楽監督就任の依頼が。しかし息⼦・ドニはスカラ座の総裁から呼び出され、なんと⽗への依頼は⾃分宛の誤報だったと知らされる。⽗に真実を切り出せず悩むドニ。息⼦が⽗を超えるとき、何を想うのかー。ぶつかり合いながら道を模索するふたりは、渾⾝のタクトで⾃らの⾳楽を再び輝かせる!
監督︓ブリュノ・シッシュ
出演︓イヴァン・アタル、ピエール・アルディティ、ミュウ=ミュウ、キャロリーヌ・アングラーデ、パスカル・アルビロ、ニルス・オトナン=ジラール
2022/フランス/原題︓MAESTRO(S)/88 分/シネスコ/5.1ch デジタル/字幕翻訳︓松岡葉⼦ PG12
配給︓ギャガ/宣伝協⼒︓ミラクルヴォイス
© 2022 VENDÔME FILMS – ORANGE STUDIO – APOLLO FILMS
公式サイト gaga.ne.jp/MAESTROS




