1967年6月に開催され、新しいロックの到来を告げた世紀の祭典「モンタレー国際ポップフェスティバル」を捉えた音楽ドキュメンタリー映画『MONTEREY POP モンタレー・ポップ』の4Kレストア版が2024年3月15日(金)より渋谷シネクイント・立川シネマシティ他にて全国順次公開されることが決定した。あわせて、メインビジュアル、場面写真も解禁された。

1967年の6月、音楽界では歴史の分岐点になるようなふたつの事件が起きた。ひとつはザ・ビートルズの歴史的な傑作アルバム「サージェント・ペッパー・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」のリリース。もうひとつはアメリカのサンフランシスコで行われた世界初の大規模なロック・イベント、モンタレー国際ポップフェスティバルの開催である。
後者はチャリティ・イベントとして16日から18日まで3日間にわたって行われ、20万人以上の観客を動員。69年に行われるもうひとつの歴史的なイベント、ウッドストックのロック・フェスティバルに先立つ記念碑的な出来事として、その後も長く語り継がれることになった。
舞台に登場するのは、まさに新しい時代の到来を告げ、音楽界のレジェンドとなったミュージシャンばかり。ロック・ギタリストの草分け、ジミ・ヘンドリックスはギターに火をつける衝撃的なプレイを見せ、女性のロックシンガーの原点、ジャニス・ジョプリンは全身から声を絞り出すような圧巻のボーカルを披露。当時24歳だったふたりはこのパフォーマンスから3年後にドラッグの過剰摂取のため他界。当時25歳の伝説のソウルシンガー、オーティス・レディングも忘れがたい歌声を聴かせるが、彼は出演から半年後に飛行機事故でこの世を去る。若くして故人となった3人の伝説のステージを目撃できる貴重な作品となっている。






さらにフォーク・ロック界の雄、サイモン&ガーファンクル、60年代のカウンター・カルチャーの象徴、ジェファーソン・エアプレイン、ブリティッシュ・ロック界の大物、ザ・フーやエリック・バードン&ジ・アニマルズ、インド音楽の名手で、ザ・ビートルズのジョージ・ハリソンも師事したラヴィ・シャンカール。他にも反戦歌で知られるカントリー・ジョー&ザ・フィッシュ、ブルースとロックを得意にしたキャンド・ヒート、南アフリカ出身のトランペット奏者、歌手のヒュー・マセケラなど、時代を背負うミュージシャンや実力者たちが次々に登場する。
監督したのは、ダイレクト・シネマ=シネマ・ヴェリテの旗手としてボブ・ディラン『ドント・ルック・バック』、デヴィッド・ボウイ『ジギー・スターダスト』など数々のライブドキュメンタリー映画を手掛けているD・A・ペネベイカー。
2018 年、本作はアメリカの国立フィルム保存委員会により「文化的、歴史的、また芸術的に重要」ということで半永久的保存推奨作品に登録された。今回上映される4K レストア版は、オリジナルの16mmフィルムから16bit4K でスキャンし、サウンドトラックは録音技師のエディ・クレイマーにより、オリジナルのアナログ 8 トラックテープから 5.1 サラウンドにリマスターして作られた。
MONTEREY POP モンタレー・ポップ
2024年3月15日(金)渋谷シネクイント・立川シネマシティ他にて全国順次公開
出演:ママス&パパス / キャンド・ヒート / サイモン&ガーファンクル / ヒュー・マセケラ / ジェファーソン・エアプレイン / ジャニス・ジョプリン / ビッグ・ブラザー&ザ・ホールディング・カンパニー / エリック・バードン&ジ・アニマルズ / ザ・フー / カントリー・ジョー&ザ・フィッシュ / オーティス・レディング / ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス / ラヴィ・シャンカール
監督:D・A・ペネベイカー / 字幕:George Cockle ザ・サーファーズ・ジャーナル・ジャパン / 配給:オンリー・ハーツ
アメリカ/1968 年(2017 年4K レストア版)/78 分/1.33:1
©2002 THE MONTEREY INTERNATIONAL POP FESTIVAL FOUNDATION, INC., AND PENNEBAKER HEGEDUS FILMS, INC. 🄫2017 JANUS FILMS




