イギリス芸能史に残る降板騒動と波乱万丈の女優人生を描いた伝記ドラマ『NOLLY ソープオペラの女王』がAmazon Prime Video チャンネル上の動画配信サービス「スターチャンネルEX」にて独占日本配信中。このたび、泉ピン子、宇垣美里、柚木麻子ら各界の著名人から称賛コメントが到着した。あわせて主演のヘレナ・ボナム・カーターらが作品の魅力を語る特別映像も解禁された。
本作は、イギリスで1964年から4,500話以上に渡って放送され、全盛期は約1,500万人の視聴者を誇った伝説の連続テレビドラマ(ソープオペラ)『クロスローズ』の主役として、お茶の間で最も愛された女優“ノリー”を襲った突然の理不尽な降板劇のてん末を描く伝記ドラマ。ノリーを演じるのは英国を代表する演技派、ヘレナ・ボナム・カーター。脚本・製作総指揮を務めるのは『IT'S A SIN 哀しみの天使たち』『ドクター・フー』のラッセル・T・デイヴィス。
このたび各界著名人から寄せられた称賛コメントが解禁された。日本を代表する大女優、泉ピン子からは「ヘレナ・ボナム・カーターの繊細で圧巻な演技に心奪われ一気に観ました」「先駆者として闘ったノリーに、最大の敬意と拍手を贈ります」と日本の国民的ホームドラマ『渡る世間は鬼ばかり』でノリーと同じく長年愛されるキャラクターを演じてきた女優としてのコメントが到着。
フリーアナウンサー・俳優の宇垣美里は「自らの手で道を切り開いていくノリーを見ていると、むくむくと勇気が湧いてきた。 わきまえない女って最高」とパワフルなノリーの生き方を絶賛。
ロンドン在住の漫画家、玖保キリコからは「頑張れノリー、頑張れ私。そして頑張れすべての弱者」とエールが届いた。
また漫画家・コラムニストの辛酸なめ子は「常に自分の人生のヒロインであることを忘れなければ、主導権は取り戻せます」と、ノリーの人生から得たインスピレーションを語り、作家の柚木麻子も「理不尽に遭った時、したたかに戦うのではなく、単にブチギレて大騒ぎする、ヘレナ・ボナム・カーターに信頼しかない」とヘレナの演技を称賛。
そのほか今祥枝(ライター)、児玉美月(映画執筆家)、近藤麻美(イギリス在住フリーランス・ライター)、立田敦子(映画ジャーナリスト)、よしひろまさみち(映画ライター)などから絶賛コメントが到着した。コメント全文・一覧は記事下にて。
さらに、ヘレナ・ボナム・カーターほか出演者陣と、本作の脚本・製作総指揮を務めたラッセル・T・デイヴィスが本作について語る特別映像が公開された。
作品についてラッセル・T・デイヴィスは、「これは見事に生き残った女性の物語だ」と語り、ヘレナ・ボナム・カーターも「ラッセルは彼女の根性をたたえたかった。彼女に刺激された」「すばらしい作品よ、面白くて感動的、無鉄砲でクレイジー」と本作の魅力を解説。ヘレナ・ボナム・カーターと絶妙なコラボレーションを見せたオーガスタス・プリューは、「女性差別や年齢差別、ノリーのすばらしさを描いている」とコメントしている。
『NOLLY ソープオペラの女王』は「スターチャンネルEX」にて全話配信中。「BS10スターチャンネル」では1月8日(祝・月)23時から独占初放送がスタート。さらに新年1月3日(水)12:30より第1話の先行無料放送が決定している。
著名人コメント ※50音順・敬称略
ヘレナ・ボナム・カーターの繊細で圧巻な演技に心奪われ一気に観ました。
同じ役として何十年も生きていくノリーの気持ちは、痛いほど理解できます。
ファンから一途に慕われるノリーを誇らしく思うのと同時に、妥協せざるを得なかった出来事には虚しさを感じました。
もし私が彼女の立場だったら、どうしていただろう?
後に続く女性たちに、私たちは何を残せるのだろう?
今もまだ、歳を重ねた女性たちが、主役を演じられる事は少ない。
先駆者として闘ったノリーに、最大の敬意と拍手を贈ります。
―――泉ピン子(女優)
キャリアも恋愛も「私には何もない」と絶望してからが正念場。いいも悪いも、すべてをひっくるめて「これが私の人生」と受け入れ、自分を愛することができたなら。懸命に生きた一人の女性の人生を全力で肯定し、再評価を促すラッセル・T・デイヴィスの眼差しは限りなく優しい。
―――今祥枝(ライター)
伝説の女優・ノリーを演じるヘレナ・ボナム・カーターの説得力満載の貫禄たるや。 保守的な世界で時に傷つき迷いながらも、自らの手で道を切り開いていくノリーを見ていると、むくむくと勇気が湧いてきた。 わきまえない女って最高。
―――宇垣美里(フリーアナウンサー・俳優)
世界初のカラーのテレビに映ったノリーは男性優位のテレビ業界で戦う女性でもあった。女性には生きづらかった業界で頑張るノリーをきっとあなたは応援したくなるはず。頑張れノリー、頑張れ私。そして頑張れすべての弱者。
―――玖保キリコ(漫画家)
『NOLLY ソープオペラの女王』は、思ったよりもずっと誇り高くフェミニズムに彩られた作品だった。
私たちには花が満開に咲き誇る季節だけでなく、夕陽が沈みゆくその瞬間を言祝ぐような人生の物語が、きっともっと必要なのだ。
―――児玉美月(映画執筆家)
突然の降板というドラマさながらの惨劇を、脆くも気丈に乗り越える姿に励まされ、当時の男性社会に毅然と立ち向かう姿に叱咤されつつ鑑賞しました。晩年はソープオペラそのものだった彼女の人生、人情味溢れるノリーへの敬愛に満ちたオマージュです。
―――近藤麻美(イギリス在住フリーランス・ライター)
ドラマの役を解雇されても、人生からは降板しない……。そんなノリーの強い意思に感動。常に自分の人生のヒロインであることを忘れなければ、主導権は取り戻せます。
―――辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)
英国ドラマの底力を見せつける傑作!
人生の黄昏とどう向き合うのか。18年間主役を努めたドラマを突然降板させられた人気女優が直面する葛藤を通して、加齢、仕事、人との絆をユーモアたっぷりに描く。傷つきながらも気高く、前向きに前を向くノリーの姿が心に沁みる。
悲喜こもごもを見事に体現したヘレナ・ボナム・カーター、キャリア最高の演技に喝采を送りたい。
―――立田敦子(映画ジャーナリスト)
従来の家族制度から自由で、視聴者の視点で仕事ができるノリーは時代を先取りしたスター。理不尽に遭った時、したたかに戦うのではなく、単にブチギレて大騒ぎする、ヘレナ・ボナム・カーターに信頼しかない。
―――柚木麻子(作家)
才能ある人が誰でも活躍できる世の中へ向けた第一歩の時代。名声と実力を武器に、突然の解雇というどん底をも華麗に乗り切るノリーを超かっこよく描き切る。ヘレナ・ボナム・カーターがノリッノリ!
―――よしひろまさみち(映画ライター)
NOLLY ソープオペラの女王
【配信】 「スターチャンネルEX」 https://www.amazon.co.jp/channels/starch
《字幕版》 全話配信中(全3話)
※第1話無料配信:2023年12月25日(月)~2024年1月23日(火)
【放送】 BS10 スターチャンネル
《STAR1 字幕版》 2024年1月8日(祝・月)より 毎週 月曜23:00 ほか
※1月3日(水)12:30より 字幕版 第1話 先行無料放送
公式ページ:https://www.star-ch.jp/drama/nolly/sid=1/p=t/
STORY
“ノリー”ことノエル・ゴードンは、連続テレビドラマ『クロスローズ』の主演女優としてイギリスでは知らぬ者はいない大スター。スタッフやキャストと家族のような関係を築き、ひとり暮らしの孤独も年下の共演者トニー・アダムスが紛らせてくれていた。ところがある日、ノリーは何の前触れもなくテレビ局から降板を告げられ、この理不尽な解雇は、英国中を騒がせる大ニュースとなる。60歳を過ぎてからの転落にショックを受けながらも、ノリーは新たな道を歩き始めるのだが…。
© ITV Studios Ltd 2022
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