『フル・モンティ』『イン・ザ・ベッドルーム』『フィクサー』などで知られ、2度アカデミー賞にノミネートされた英国ベテラン俳優トム・ウィルキンソンが死去したと家族が発表した。75歳だった。

トム・ウィルキンソンはウェスト・ヨークシャー州生まれ。王立演劇大学で演技を学び、70年代からテレビなどに出演。舞台で活躍していたが、90年代から映画にも本格的に進出。『父の祈りを』(93)を皮切りに、『司祭』(94)『いつか晴れた日に』(95)などに顔を出し、『フル・モンティ』(97)で英国アカデミー賞助演男優賞を獲得し、人気俳優に。
『オスカーとルシンダ』(97)『ラッシュアワー』(98)『恋におちたシェイクスピア』(98)など次々話題作に出演。『イン・ザ・ベッドルーム』(01)ではアカデミー主演男優賞、『フィクサー』(07)では同助演男優賞にノミネートされ、演技派の地位を確かなものにした。
他にも『真珠の耳飾りの少女』(03)『エターナル・サンシャイン』(04)『バットマン ビギンズ』(05)『エミリー・ローズ』(05)『ワルキューレ』(08)『デュプリシティ スパイはスパイに噓をつく』(09)『ゴーストライター』(10)『声をかくす人』(11)『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(11)『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』(12)『ローン・レンジャー』(13)『グランド・ブダペスト・ホテル』(14)『キングコング:髑髏島の巨神』(17)など大作から小品まで幅広く出演。
『フィクサー』で共演したジョージ・クルーニーは「トムはプロジェクト自体や共演者をより良いものにしてくれた。彼はエレガンスの典型的な人物で、私たちすべてが彼のことを惜しむことになるだろう」と米メディア「Variety」を通して追悼コメントを発表した。
Source:Variety




