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香港の名優アンソニー・ウォン主演の感動作『白日青春-生きてこそ-』が1月26日(金)より公開され、初日舞台挨拶に主演を務めたアンソニー・ウォンが登壇した。

「この映画で注意しなければいけなかったことは、考えすぎないということ」

本作は、『インファナル・アフェア』(2002)『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』(2008)『淪落の人』(2018)等に出演する香港を代表する名優アンソニー・ウォンがワケあって息子と距離のある孤独なタクシー運転手チャン・バクヤッ(陳白日)を演じ、台湾の第59回金馬奨で最優秀主演男優賞を受賞した話題作。

今回が5年ぶりの来日となったアンソニー・ウォン。貴重な舞台あいさつということもあり、この日の上映は満員。映画上映後、映画の余韻に浸っていた観客の前に立ったアンソニーは日本語で「コンバンワ!」とご機嫌にあいさつ。そして「まずこの場を借りて、皆さまにお礼を言いたいと思います。今日はわざわざ『白日青春-生きてこそ-』を観に来てくださいまして本当にありがとうございます」と観客に謝辞を述べた。

孤独なタクシー運転手と難民の少年の交流を描き出した本作になぜ出演することとなったのか。その質問を受けたアンソニーは「実はこの映画は、(アンソニーの前作で、高い評価を受けた)『淪落の人』と同じ制作会社がつくった作品なんです。彼らとは以前に一緒に仕事をしていて、とても信頼できる人たちだと思っていたので。彼らから『こういう新人の監督がいて、こういう脚本があるんですが』とオファーがあって。それで脚本の話をするようになったんです。ちょうどその頃はコロナの時期で、暇だったということもあり、自分としてもこれ以上、映画に出ないということになると、もう演技ができなくなるんじゃないかという心配もあって。それで話に応じたということです」とその経緯を説明。その後、監督と脚本について話し合いを持ったとのことだが、「監督は本当に礼儀正しい人で。一緒に仕事をするにも申し分のない人だった」と振り返った。

アンソニーが演じるバクヤッは、いろいろな悩みを抱えた複雑なキャラクター。そんな役を演じるにあたり、「この映画で注意しなければいけなかったことは、考えすぎないということ。例えばブルース・リーだと、相手を一発で倒しますよね。でも倒す前にあれこれと余計なカンフーを見せたりする、ということはしないと思うんです。だから自分も同じようにして撮影に挑んだ」という。

また、本作の撮影現場について「とても和やかな感じでした」と振り返ったアンソニーは、「実際の共演相手は3人。その中に(主人公が交流を深める難民の少年役の)サハル(Sahal)がいたわけですが、実は広東語で“天ぷら(Za ha)”という意味だったんです。だから彼のことを“天ぷら”という愛称で呼んでいました。彼とはゲームをやったりとひたすら遊びましたし、時には子どもが歌っちゃいけない歌を教えたりもしたんです」とちゃめっ気たっぷりに告白した。

そして司会者からのいくつかの質問を受けた後は、アンソニーのたっての希望により、会場の観客からの質問を受け付けることに。最初に観客に向けて「これから皆さんに質問をしてもらうわけですが、条件があります。質問をした方は、家に帰ってから10人の友だちにチケットを買ってもらって、お客さんを劇場まで呼び込んでください。それができない人は質問しちゃダメですよ」と冗談めかして会場を沸かせたアンソニー。

本作は第59回台湾金馬奨で、アンソニーが最優秀主演男優賞を獲得。さらに第41回香港電影金像奨では、サハル・ザマンが最優秀新人賞に輝いている。そのことを踏まえて観客からは「台湾金馬奨の授賞式で二人(アンソニーとサハル)が一緒に立っている様子が印象的でした。その時のお気持ちをお聞かせください」という質問が。

それに対してアンソニーは「実は台湾金馬奨では、天ぷらくん(サハル)も新人賞にノミネートされていたんですけど、彼は受賞を逃してしまって。泣いていたんです。その後、自分の番になって受賞することができたわけです。その時は何も考えていなかったけど、直感として、小さい子どもが盛大な授賞式に参加するのは、人生で1度か2度あるかどうかだろうと。せっかくだから彼も壇上に連れて、その気分を味わってもらおうと思ったわけです。続く香港電影金像奨では彼が新人賞をとることになったんですけど、彼が受賞した時は僕をステージに連れてあがらなかったんですよね」とジョークを交えながら、当時の様子を振り返ると、会場は大笑い。気さくな人柄で観客を魅了し続けたアンソニーだった。

『白日青春-生きてこそ-』はシネマカリテ他にて公開中。

作品情報

白日青春-生きてこそ-
2024年1月26日(金)シネマカリテ他全国順次公開

監督・脚本:ラウ・コックルイ 影監督:リョン・ミンカイ
プロデューサー: ヴィーノッド・セクハー(Vinod Sekhar) ソイ・チェン(鄭保瑞) ウィニー・ツァン(曾麗芬) ピーター・ヤム (任硯聰)
出演:アンソニー・ウォン サハル・ザマン エンディ・チョウ インダージート・シン キランジート・ギル 

2022年/香港・シンガポール/広東語・ウルドゥ語/カラー/DCP/シネマスコープ/ステレオ/111分/原題:白日青春/英題:The Sunny Side of the Street/日本語字幕:橋本裕充/字幕協力:大阪アジアン映画祭/PG12

配給:武蔵野エンタテインメント株式会社

PETRA Films Pte Ltd © 2022

公式サイト hs-ikite-movie.musashino-k.jp

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