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香港ノワールの巨匠ジョニー・トー監督の特集上映「ジョニー・トー 漢の絆セレクション」(公開中)の開催を記念して1月27日(土)に東京・シネマート新宿にて舞台挨拶が行われ、ジョニー・トーが登壇した。

「私の作品のすべてが黒澤明監督へのオマージュです」

香港ノワールの先頭を走り、香港映画界の代表として世界にその名が知られるジョニー・トー監督。彼が2004年~2006年に製作し、カンヌ国際映画祭での上映や、香港電影金像奨、台湾金馬奨ほか数々の賞を受賞した4作品の初DCP特集上映が「ジョニー・トー 漢の絆セレクション」と題して全国順次公開中。

この日の『エグザイル/絆』上映後に行われた舞台挨拶に、来場者から大きな拍手で迎えられて登壇したジョニー・トー。「どうぞよろしくお願いいたします」と日本語で挨拶を述べた。

MCから『エグザイル/絆』の企画過程について尋ねられたジョニー・トーは「これまでの作品と同じように脚本らしいものは存在しない。僕のやり方を理解してくれるパートナーとして『ザ・ミッション/非情の掟』のチームを多く起用した」と話した。

また「(『ザ・ミッション』に出演している)ラム・シューが『エグザイル』を『ザ・ミッション』続編と言っているが、実はそうは考えてはいなかった」と明かした。香港ではなくマカオを舞台とした理由を「バカンスだよ。旅行したかっただけなんだ(笑)。当時はカジノもあまりなく、映画撮影に関する規制も厳しくなかったからね」と告白した。

ジョニー・トーの作品に数多く出演しているラム・シューについての話になると、ジョニー・トーは「彼を一言で表すならメチャクチャ。外見も内面もね。でも、それが受け入れられやすいキャラクターとして映画にいい効果をもたらしている。でも、いつも似たような役で出てもらっていて、ほかの役はダメなんだ(笑)」とジョークも交えて絆を感じさせる。

また、「ラム・シューは当時、私の撮影現場でスタッフとして雑用をやっていた。ある時、役者から離れたところで演技の真似をしているのを見て、意外と役者より上手いことに気づいた。それで予算が少なかった『ザ・ミッション』に出演させてみた」と裏話を明かした。

5年間長編映画を撮影していないジョニー・トーは「ここ数年、香港ではいろいろな出来事や大きな変化があった。自由を奪われ人々の暮らしが変化している。そういったことは、私の創作に影響を与える。コロナ禍には映画に対する失望のようなものもあったと思う。しばらく制作から遠ざかっていたが、今は1つの作品を手がけている。早ければ旧正月(※2月10日)の前にクランクインするだろう。問題は、いまだに脚本がないことだ(笑)」と述べた。

最後に「世界中に行く機会があるが、日本は一番良い国だと思う。1970年代小さな子供だった時にたくさんの日本のテレビドラマを見て育った。私の大好きな日本の映画監督の一人は黒澤明で、多大な影響を受けている。私の作品のすべてが黒澤明監督へのオマージュです。本日はご来場いただきましてありがとうございました」とメッセージを伝えた。

「ジョニー・トー 漢の絆セレクション」はシネマート新宿、大阪・シネマート心斎橋ほかで上映中。

上映情報

ジョニー・トー 漢の絆セレクション
2024年1月26日(金)よりシネマート新宿・心斎橋ほか全国順次公開

『ブレイキング・ニュース』(2004)原題:大事件 89分
© 2004 Media Asia Films (BVI) Ltd. All Rights Reserved.

『エレクション 黒社会』(2005)原題:黒社会 100分
© 2005 PEARL HEART LIMITED. All Rights Reserved.

『エレクション 死の報復』(2006)原題:黒社會以和為貴 93分
© 2006 PEARL HEART LIMITED. All Rights Reserved.

『エグザイル/絆』(2006)原題:放・逐 109分
© 2006 Media Asia Films (BVI) Ltd. All Rights Reserved.

配給:AMGエンタテインメント

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