ニコラス・ケイジ「危なっかしい役は今後の演技にも生かせる」『シンパシー・フォー・ザ・デビル』インタビュー映像解禁

ニコラス・ケイジ主演のアクション・スリラー『シンパシー・フォー・ザ・デビル』が明日2月28日(金)より全国公開。このたび、ニコラス・ケイジのインタビュー映像と、二人の男が織りなす一触即発の駆け引きを捉えた本編映像が解禁された。

今回解禁されたのは本作で正体不明のカージャック男を演じたニコラス・ケイジのインタビュー映像。本作での役どころから、 “初挑戦”となったジョエル・キナマンとの二人芝居について語った。

「僕が演じるのは得体の知れず説明しにくい、謎に包まれた男だ。ジョエルが演じる運転手は2つの顔を持っていて、彼の凶悪な裏の顔を暴こうとする。また今作の特徴はもう1つある。ジョエルとの二人芝居だからほぼ全編2人きりの会話なんだけど、そこに魅力を感じた。目新しいと思ったし僕も初めての経験だった。評判次第だけど、今回みたいな危なっかしい役は今後の演技にも生かせると思う。もしかしたら髪型で僕の役柄が分かる人もいるかもね。どうかな？乞うご期待」

出演本数は軽く100本越え。ハリウッドスターの頂点に上り詰め、オスカー俳優になり、数々の巨匠からもラブコールを受け、無数のジャンル映画に出演し続けるニコラス・ケイジ。近年もA24製作＆配給の『ドリーム・シナリオ』（23）で久々にゴールデングローブ賞主演男優賞にノミネートされ、3/14から日本公開されるオズ・パーキンス監督『ロングレッグス』ではタイトルキャラクターを大怪演しアメリカで大ヒットを記録。61歳にして新たなキャリア絶頂真っただ中にある彼が、本編の1/3以上を車での移動シーンが占める二人芝居の会話劇に挑んだ本作。代名詞ともなっているハイテンションな顔圧に裏打ちされた、確かな演技力は、これまでと一味違ったニックの魅力に気づかせてくれるのはないだろうか。

さらに、ニコラスが語る新境地の二人芝居について、その一端が垣間見える緊迫のダイナーシーンの本編映像が解禁された。

どうやらニコラス扮する扮する謎の男はキナマン演じる運転手の正体を探っているらしいが、「人違いです」「ウソはダメだよ　チッチッ…」「早く言えコラ！」「そもそも誰と思ってるか言ってねえのに」「人違いってなんだ！」と弄んでいるのか怒っているのか予測不能の謎の男の振る舞いに、二人の会話は一気にヒートアップしついに…この後いったいどうなってしまうのか？　彼らの運命は？

『シンパシー・フォー・ザ・デビル』はいよいよ明日から全国公開。