カイエ・デュ・シネマ誌ベストテンで第1位となり、世界中の批評家や映画ファンを魅了した南米の迷宮的ミステリー『トレンケ・ラウケン』が4月26日(土)より全国ロードショー公開が決定した。あわせて新ビジュアルおよび予告編が解禁された。
本作は下高井戸シネマで昨年12月26日から4日間限定で上映会が行われたが、連日朝からチケットを求める行列ができ、最終日には午前10時に完売、パート1とパート2合わせて全8回の上映が満席に。またSNS上には絶賛の声があふれ、年の瀬の上映にも関わらず2024年のベストテンに挙げる人が続出するなど、一瞬にして映画ファンの話題をさらった。そんな本作が観客からの熱い声にこたえ、満を持して全国の劇場でロードショー公開される。

『トレンケ・ラウケン』はヴェネツィア国際映画祭やサン・セバスティアン国際映画祭など世界中の映画祭で上映され、2023年カイエ・デュ・シネマ誌年間ベストテンにて『瞳をとじて』(ビクトル・エリセ)や『枯れ葉』(アキ・カウリスマキ)を抑えて第1位を獲得するなど高評価を獲得。また本作は世界中の映画祭から注目されるアルゼンチンの映画コレクティブ「エル・パンペロ・シネ」の集大成的作品で、彼らの作品が劇場公開されるのは日本初のこと。4時間超のボルヘス&ボラーニョ的迷宮ミステリーでありながら誰もが楽しめる娯楽作であり、探偵もの、メロドラマ、クィア、フェミニズム、SFなど様々なジャンルや要素を越境しながら吸収して、誰も見たことのない境地へ観客を連れていく。

アルゼンチンの片田舎トレンケ・ラウケンで、ひとりの植物学者の女性ラウラが姿を消す。取り残された二人の男たち―恋人のラファエル、同僚のエセキエル―は、彼女を追って町や平原をさまよう。彼女はなぜいなくなったのか。この土地には何が眠っているのか。映画が進むにつれ物語は予想のつかない多方向へと広がり、謎はさらなる謎を呼び、秘密は秘密として輝きはじめる。

このたび解禁された新ビジュアルは、失踪した女性ラウラのシルエットのまわりに様々な要素が美しくコラージュされている。黄色い花、図書館の本、古い手紙、集合写真…、ラウラをめぐる物語の鍵となる要素と、そこに添えられた「秘密をたどって“私たち”は出会う」のコピーが、ミステリアスな物語への興味をかきたてるデザインとなっている。

また予告編は昨年の東京フィルメックス、メイド・イン・ジャパン部門で監督作『ユリシーズ』が上映された新鋭監督・宇和川輝が担当。主人公ラウラと、二人の男性ラファエルとエセキエル、そして謎の妊婦が登場し、ラウラが見つけた“秘密”への手がかりが描かれている。
また本作公開を記念し、ラウラ・シタレラ監督長篇3作品の特集上映も決定した。特集タイトル、上映作品等詳細は後日発表される。
トレンケ・ラウケン
2025年4月26日(土)より ユーロスペース、下高井戸シネマにて公開
ほか全国順次ロードショー
2023年カイエ・デュ・シネマ誌ベストテン第1位
第79回ヴェネツィア国際映画祭オリゾンティ部門
監督・脚本:ラウラ・シタレラ
製作:エル・パンペロ・シネ
出演:ラウラ・パレーデス、エセキエル・ピエリ
アルゼンチン、ドイツ / 2022 年/スペイン語/DCP/ Part1 (128分)、Part2 (132分) / 原題:Trenque Lauquen
配給:トーデスフィルム、ユーロスペース




