人類史上最大の悲劇ホロコースト(ナチス・ドイツによるユダヤ人大虐殺)に加担したノルウェー最大の罪を描いた衝撃の実話『ホロコーストの罪人』が8月27日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。このたび予告編と追加の場面写真2点が解禁された。

映像は収容所に送られてしまったユダヤ人の青年チャールズ(ヤーコブ・オフテブロ)の置かれた過酷な状況を映しだすところから始まる。
第二次大戦中、ユダヤ人一家のブラウデ家はボクサーの息子チャールズが結婚し、幸せな日々を送っていた。しかし、1940年4月9日ナチス・ドイツがノルウェーに侵略してから状況は一変する。
家族へユダヤ人の調査票が届き、両親にチャールズは「違う、俺はノルウェー人だ。ユダヤ人なんて迷惑だ」と主張するが、証明書にユダヤ人を表す J のスタンプを押されてしまう。
秘密国家警察副本部長のクヌートが“ユダヤ人を全員追放しろ”と命じられたことにより、ユダヤ人は次々と逮捕され、ブラウデ家も父親と3人の息子が捉えられ、ベルグ収容所に送られてしまった。
絶望に打ちひしがれる母サラとチャールズの妻ラグンヒル。収容所では、厳しい監視下のもと「歴史がお前たちをこの収容所に呼んだ」と虐げられ、強制労働をさせられていた。
ホロコーストに加担したノルウェーの最大の罪とは一体何か…? 「ホロコーストはナチス・ドイツだけによってなされた悲劇ではない」というナレーションで締めくくられる衝撃の予告編となっている。
合わせて、すでに解禁となっている遠くを見つめるチャールズのメイン画像の他、息子3人が絶望に打ちひしがれ抱き合い慰め合うシーンや、収容所の所長に、泥の中で髪を引っ張られ引きずられるシーンなど、追加2点の場面写真も解禁された。



本作は、ユダヤ人家族の悲劇と運命を描くとともに、ホロコーストにノルウェー秘密国家警察が加担していたノルウェー最大の罪を描いた実話ストーリー。
出演は『獣は月夜に夢を見る』のヤーコブ・オフテブロ、『ソフィーの世界』のシルエ・ストルスティン、『ミレニアム』シリーズのミカリス・コウトソグイアナキスほか。監督は、『HARAJUKU』で国内外で高い評価を得たエイリーク・スヴェンソン。
ホロコーストの罪人
8月27日(金)、新宿武蔵野館 ほか全国順次公開
監督:エイリーク・スヴェンソン 脚本:ハラール・ローセンローヴ=エーグ、ラーシュ・ギュドゥメスタッド
製作:マーティン・サンドランド 音楽:ヨハン・セデルクヴィスト
出演:ヤーコブ・オフテブロ、クリスティン・クヤトゥ・ソープ、シルエ・ストルスティン、ピーヤ・ハルヴォルセン、ミカリス・コウトソグイアナキス、カール・マルティン・エッゲスボ
2020 年/126 分/カラー/ビスタ/5.1ch ノルウェー語・ドイツ語/ノルウェー/日本語字幕:高橋澄 PG-12
原題:Den største forbrytelsen 英題:Betrayed 後援:ノルウェー大使館
配給:STAR CHANNEL MOVIES
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