当時23歳のグザヴィエ・ドランが監督を務め、2012年カンヌ国際映画祭「ある視点部門」に正式出品され、主演女優賞・クィアパルム賞を受賞し、映画界に衝撃をもたらした美しく切ないラブストーリー『わたしはロランス』が再上映されることが決定した。

グザヴィエ・ドランがプロデューサーとして名を連ねた映画『けものがいる』が本日4月25日(金)より公開されるのを記念して、グザヴィエ・ドラン監督映画『わたしはロランス』の再上映が決定した。また、当時15歳のグザヴィエ・ドランが主演を務めた短編映画『鏡』が、日本最終上映作品として併映。本日4月25日(金)よりアップリンク吉祥寺で上映される。
当時23歳にして、制作した3作品が全てカンヌ国際映画祭に出品され、その非凡な才能に世界が驚愕したグザヴィエ・ドラン。『わたしはロランス』は「女になりたい男」と、彼と生きることを決意する女の“スペシャル”な愛の物語。ドランの才能に惚れ込んだガス・ヴァン・サントは、「彼の作品の大ファンとして、『わたしはロランス』に関わることができて光栄だ。これは、彼が今最も有望なフィルムメーカーの一人であることを証明する、素晴らしい映画だよ!」とコメントしている。
「女になりたい男」ロランス役を『ぼくを葬る』(フランソワ・オゾン監督)『ブロークン・イングリッシュ』(ゾーイ・カサヴェテス監督)のメルヴィル・プポー、ロランスの母役を『アメリカの夜』(フランソワ・トリュフォー監督)『勝手に逃げろ/人生』(ジャン=リュック・ゴダール監督)のナタリー・バイ、ロランスの恋人フレッドを、ドラン監督の処女作『マイ・マザー/青春の傷口』にも出演したスザンヌ・クレマンが演じ、2012年カンヌ国際映画祭ある視点部門で最優秀女優賞を受賞した。
モントリオール在住の国語教師ロランスは、恋人のフレッドに「これまでの自分は偽りだった。女になりたい」と打ち明ける。それを聞いたフレッドは、ロランスを激しく非難するも、彼の最大の理解者であろうと決意する。あらゆる反対を押し切り、自分たちの迷いさえもふり切って、周囲の偏見や社会の拒否反応の中で、ふたりはお互いにとっての“スペシャル”であり続けることができるのか…? 10年にわたる、強く美しく切ない愛を描いたラブストーリー。
さらに、当時15歳のグザヴィエ・ドランの短編主演作『鏡』が併映。エティエンヌ・デロシアーズ監督はドランについて「彼は一際目立っていた。だからすぐに彼を見つけることが出来たんだ。当時から常にプロ意識が高く、他にもいい役者はいたけど全く違ったよ。その頃から彼は芝居の間など脚本を書いていて、将来きっと大物になると思っていたよ」と語った。思春期の多感な心の悩みや、自身の性への目覚めを、15歳のグザヴィエ・ドランが熱演。本作は6月に上映権が終了するため、日本国内最終上映となる。当時15歳のグザヴィエ・ドランによる瑞々しい演技が収められた本作は、今後お宝映像になるに違いない。

わたしはロランス
2025年4月25日(金)アップリンク吉祥寺で再上映
2012年/168分/カナダ=フランス/1.33:1/カラー
監督:グザヴィエ・ドラン
出演:メルヴィル・プポー、スザンヌ・クレマン、ナタリー・バイ
鏡
カナダ/2006年/14分
監督:エティエンヌ・デロシアーズ
出演:グザヴィエ・ドラン
配給:アップリンク




