マリリン・モンローの新婚旅行先は日本！　来日時の熱狂ぶりを捉えた『マリリン・モンロー　私の愛しかた』貴重な本編映像解禁

今年で生誕99年を迎えるマリリン・モンローが世紀の大スターになっていく苦悩と努力に満ちた人生を捉えたドキュメンタリー映画『マリリン・モンロー　私の愛しかた』が5月30日（金）公開。このたび、マリリンが新婚旅行で日本を訪れた際の夫婦の心情を捉えた本編映像が解禁された。また、新婚旅行中にマリリンが宿泊した川奈ホテル（静岡県伊東市）とのタイアップ特別先行上映会や映画公開を記念したコンセプトルームの宿泊プランの販売が決定した。

マリリンが26歳の時に交際を始めたのは、野球界の花形選手ジョー・ディマジオ。彼はヤンキースの外野手として３度MVPを獲得し、チームのワールドシリーズ４連覇に大きく貢献したスーパースター。二人は交際の２年後に結婚を発表し、その２週間後には日本の各地で野球指導を行うディマジオの仕事を兼ねて新婚旅行として日本・羽田空港に降りたった。

今回解禁となった本編映像では、マリリンとディマジオがアメリカを飛び立ち、羽田空港で大群衆に迎えられるマリリンの姿が映し出される。帝国ホテルで行われた記者会見では、カメラマンが重なり合い、無数のフラッシュがたかれる中、すべての質問はマリリンに向けられた。日本でも英雄として愛されていたディマジオだが、マリリンの人気と熱狂は想像を超えるもので、彼のプライドはズタズタに。

そして、ディマジオが野球指導の仕事に出かけた間に、彼の反対を押し切ってマリリンは韓国の在留米軍の慰問に向かってしまう。雪が舞い散る中、スリップドレスで歌うマリリンの姿は有名だが、幸せの絶頂にいる新婚カップルに亀裂が生まれたのも、この時だった。

日本に滞在した約3週間の間に東京、静岡、福岡、広島、大阪、神戸と訪れたマリリンとディマジオ。羽田空港では報道陣に加え約2000人のファンが滑走路に入り込んだり、滞在先の福岡のホテルには500人のファンが詰めかけるなど、行く先々で熱烈歓迎を受けたマリリン。広島では原爆記念館を訪れてもいる。どこに行っても群衆に囲まれるマリリンを癒したのは、日本での食事。福岡のレストラン・ロイヤル（現・ロイヤルホスト）のオニオンスープはいたく気に入り3日間連続で食し、静岡伊東市の川奈ホテルではオムライスを深夜に２度もオーダーし堪能したというエピソードが残っている。

このたび、2025年6月1日に生誕99年を迎えるマリリン・モンローの誕生日を祝し、映画『マリリン・モンロー　私の愛しかた』の公開を記念して、マリリンとディマジオがお忍びで訪れた1936年創業のクラシックホテル「川奈ホテル」とのタイアップ特別先行上映会の実施が決定した。

川奈ホテルでの滞在中、マリリンたちは伊東の漁村やホテルの庭を散策し、新婚旅行の日程の中で最もリラックスして過ごしたと言われている。マリリンが愛した復刻オムライスの試食や実際に宿泊した部屋「本館オーシャンビュー ラグジュアリーツイン」も見学できる館内ツアーと、昭和初期に貴族の夜の楽しみの場所であり映画館として使用されていたクラシックな第二ロビーで、一足先に映画を鑑賞できるイベント上映会となる。詳細は映画『マリリン・モンロー　私の愛しかた』HP（marilynmonroe.ayapro.ne.jp）にて。