イ・ジェフン、“脱北者”を体当たりで熱演！『脱走』メイキング映像解禁、「最後の作品のつもりで撮った」覚悟の撮影に密着

イ・ジェフン、ク・ギョファン、ホン・サビン、ソン・ガンといった韓国エンタメ界の第一線を走る役者が勢ぞろいした『脱走』が6月20日（金）より全国ロードショー。このたび、主人公を演じたイ・ジェフンの熱演に焦点を当てたメイキング映像第2弾が解禁された。

命がけの脱北計画を描き、映画冒頭から最後まで止まらない緊迫感に、本国の観客から称賛を受けた映画『脱走』。監督は、2020年に韓国で大ヒットを記録した『サムジンカンパニー1995』でメガホンを取ったイ・ジョンピル。

今回解禁されたメイキング映像第2弾では、「Plan#3.脱走RUN!」というタイトルと共に、主人公を演じたイ・ジェフンの熱演に焦点があてられる。

『脱走を試みる北朝鮮兵士“ギュナム”イ・ジェフン』というサブタイトルのパートでは、イ・ジェフン自身が演じた役柄について「北朝鮮の最前線舞台で、10年の満期除隊を控えた軍曹です。やりたいことをやれる場所へ、命懸けの脱走を図る」と説明。

続けて、「ギュナムの半生を、どうすれば表現できるのか悩みました。萎縮していく姿を見せるシーンだと思って…」と語ると、ギュナムが軍部から拷問を受けるシーンが重なる。鍛え抜かれた半裸状態のまま、傷口に向けて冷水を浴びせられる様子が捉えられており、「体を使った甲斐がある！」と叫ぶイ・ジェフンの姿も確認出来る。主人公の奮闘を体現しようとする、まさしく“体当たり演技”が繰り広げられていることが一目で分かる。

次のパート『明日に向かって疾走せよ』でも、イ・ジェフンの撮影舞台裏に密着していく。躊躇なく泥沼の中に突進し、泥水に潜っているシーンも映している。思わず「耐えられないな」と呟くイ・ジェフンの後ろ姿も捉えながら、「“限界を超えない”とここで捕まる。“観客も興味を失う”」という思いを振り返りながら、もう一度泥沼シーンに挑む場面が続く。「もう一回やろう。腹ぺこだろうけど、あと一回」と撮影現場の雰囲気を和ませながら、より良いシーンを作りあげようとするイ・ジェフンの人柄の良さも感じることができる。

最後に「最後の作品のつもりで、撮りました」というコメントを寄せる程の覚悟を持って役柄を演じたイ・ジェフンに向けて、イ・ジョンピル監督も「変化に富んだ役を、変幻自在な俳優が演じきった」と評し賛辞をおくり、映像が締めくくられている。