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イタリアの巨匠パオロ・ソレンティーノ監督の、イタリア国内で監督史上最大のヒットを記録した『パルテノペ ナポリの宝石』が8月22日(金)より全国公開。このたび“人魚”の名を持つパルテノペが海から登場するシーンの魅惑の本編映像が解禁された。あわせて、アザービジュアル、各界著名人からのコメントも解禁された。

イタリア・ナポリに生まれた美しく聡明な主人公が、ナポリの町の礎となったギリシャ神話に登場する人魚“パルテノペ”の名を授かり、人生で出会う人々を魅了する様子が鮮やかに描かれている本作。このたび、本作で鮮烈な銀幕デビューを飾り、イタリアのアカデミー賞にあたるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞の新人賞を獲得した新星セレステ・ダッラ・ポルタ演じるパルテノペに魅了される冒頭シーンが解禁された。

1968年、ナポリ。パルテノペに想いを寄せる幼馴染のサンドリーノ(ダリオ・アイタ)は、まるで人魚のように海から現れたパルテノペに見惚れ、思わず「君は女神だ」と呟いて煙草を差し出す。サンドリーノは「海で吸う煙草は、プールより断然美味い」と言いその理由をパルテノペに尋ねると、彼女は「いいえ。人生の機微を知るには若すぎる」と微笑み自分が未熟であることを素直に認めると同時に、ひろがる未来への期待感を口にする。美しいナポリの海と神秘的な魅力を放つパルテノペに釘付けとなる優雅なシーンになっている。

ギリシャの詩人ホメロスによる長編叙事詩「オデュッセイア」では、「かつて人魚たちは、ナポリ沖の海に暮らし船乗りを惑わし、沈没させていた。しかし、ひそかに英雄オデュッセイアに恋をしてしまった人魚“パルテノペ”は、彼を誘惑できない悲しみのあまり自ら命を絶ってしまう。その亡骸が岸辺にたどり着き、ナポリの街になった…」という逸話がある。

自由奔放で屈託のない輝きを放つ青春時代を経て、悲劇が起き、苦悩するようになるパルテノペの姿は、まるでギリシャ神話の人魚のように哀しい運命を背負っており、またそれは、ナポリの街の栄枯盛衰と呼応するかのように浮き沈みを見せ、“パルテノペ”という名前はまさにギリシャ神話の人魚に重ねられている。

ナポリ誕生の起源で、街の象徴である“パルテノペ”の名を持つ女性を演じるにあたり、セレステ・ダッラ・ポルタはナポリについて様々学んだといい、「パオロ・ソレンティーノ監督は、私が特に読むべき2冊の本を薦めてくれました。1冊は『海はナポリを濡らさない(Il mare non bagna Napoli)』(1953年、アンナ・マリア・オルテーゼ著)で、もう1冊は『死にゆく者(Ferite a Morte)』(2013年、セレーナ・ダンディーニ著)です。どちらもナポリという街の、特に1960~70年代、あるいはそれよりもさらに昔の様子について書かれた本です。これらの本のおかげで、ソレンティーノ監督の想像力が生み出したムードに浸ることができました。彼がこの映画に込めた思い、そしてこの街の匂いや音、人々に呼び起こされる様々な感情やメランコリックな雰囲気。彼は私に多くの要素を深く理解してほしかったのだと思います。私はナポリ出身ではないので、本はそのような雰囲気を掴むのに役立ちました」とソレンティーノ監督から具体的なアドバイスをもらったことを明かす。

さらにパルテノペの憂いの表情を切り取った魅惑的なアザービジュアルも解禁。ポスターの全面に押し出されたパルテノペの表情は、嬉しそうだとも悲しそうだとも区別が付かない複雑さを含み、遠くを見つめている。左上には「最愛の兄を失ったあの夏が、記憶の中で、永遠に輝く――」というコピーが添えられ、鮮やかな空からはナポリに降り注ぐ太陽の輝きを感じるよう。兄を失った“あの夏”に一体何があったのか。彼女のまなざしに想いを馳せてしまう仕上がりとなっている。

本ポスターのデザインを手がけたのは、『パターソン』、『ミッドサマー』、『aftersun/アフターサン』など、数々の映画グラフィックを手掛ける大島依提亜。パルテノペの輝きが溢れ出すビジュアルとなっている。

さらに、本作を一足はやく鑑賞した各界著名人から、美しい映像と、一人の女性を通して描かれる人生賛歌に魅了された感嘆のコメントが続々と到着。数々のドラマや映画に出演し、自身の半生をつづったエッセイ「拾われた男」がドラマ化されるなど、多彩な活動を続ける俳優の松尾諭は「物語が進むにつれ増していく彼女の圧巻の美しさを目撃して欲しい。」とイタリアの新星女優セレステ・ダッラ・ポルタの放つ存在感に魅了されたよう。日本テレビ「DayDay.」のMCを務め、自身も大のイタリア好きだというアナウンサーの武田真一は「すべてのシーンが光と音で織り込まれた輝くタペストリーのよう」とソレンティーノ監督が紡ぐ映像美の虜に。著作『ギフテッド』『グレイスレス』が芥川賞候補に選出されるなど、異色の経歴を持つ作家の鈴木涼美は「花火のような若さや美しさを楽しみながらも、ただ美しい女として消費されるだけの人生を是としなかった、聡明な女の一生は、スキャンダラスではないが、けして退屈でもない」とパルテノペの人生の選択に共感した。さらに、衣食住さまざまな観点からものづくりをしているRITSUKO KARITAのデザイナー苅田梨都子は「夏の日差しと広大な海を前に、サンローランの煌びやかな衣装に目を奪われる」とサンローランのディレクター、アンソニー・ヴァカレロの手掛ける衣装に着目した。コメント全文・一覧は以下のとおり。

著名人コメント全文 (五十音順)

■ISO / ライター
画面の隅から隅まで、いかなる瞬間も煌めきが絶えない。
今年観たどんなスペクタクルよりも壮麗なナポリの姿がそこにはあった。

■苅田梨都子 / RITSUKO KARITAデザイナー
夏の日差しと広大な海を前に、サンローランの煌びやかな衣装に目を奪われる

■清田隆之 / 文筆家・「桃山商事」代表
夜がとても長かった時代の、今が今でしかなかった時代の、自由と孤独をめぐる物語。
景色と言葉がすべて詩的で、散文的に生きがちな私の中に重たい余韻が残りました。

■児玉美月 / 映画批評家
はからずも周囲の運命まで左右してしまうほどの美しさを持って生まれた一人の女性“パルテノぺ”。
瞳に映るわかりやすい「美」ばかりが持て囃されるこの世界で、しかし彼女は束の間の夢のような人生を旅しながら学問の魅力を知り、そして何者にも揺るがされることのない知性を獲得してゆく。
パオロ・ソレンティーノが紡ぎ出す映像美は言わずもがな、この映画の真価はまたそこにもあるように感じられる。

■SYO / 物書き
美しい人が、幸せとは限らない。
知的な人が、全能の訳ではない。
愛はずっと、わからないままだ。
我々は観て、彼女は他者を見て
果てに等しく人間の真理を知る。

■鈴木涼美 / 作家
花火のような若さや美しさを楽しみながらも、
ただ美しい女として消費されるだけの人生を是としなかった、
聡明な女の一生は、スキャンダラスではないが、けして退屈でもない。
美しくありたいけれども美しいだけで終わりたくない、
多くの私たちの欲望が彼女の選択を支持する。

■武田真一 / アナウンサー
残酷なまでの美しさと、若さの空虚さ。
成長するということはどういうことか?生き続けるということは?
言葉では言い尽くせない問いに映像と物語で応える。これぞ映画。
すべてのシーンが光と音で織り込まれた輝くタペストリーのよう。
一瞬一瞬が、野生の宝石のような心震える作品!!

■松尾諭 / 俳優
最後まで目が離せないナポリの情景、そしてイタリアの超新星セレステ・ダッラ・ポルタの美。
物語が進むにつれ増していく彼女の圧巻の美しさを目撃して欲しい。

作品情報

パルテノペ ナポリの宝石
2025年8月22日(金)新宿ピカデリー、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下他全国順次ロードショー

監督:パオロ・ソレンティーノ『グレート・ビューティー/追憶のローマ』『グランドフィナーレ』
出演:セレステ・ダッラ・ポルタ、ステファニア・サンドレッリ、ゲイリー・オールドマン、シルヴィオ・オルランド、ルイーザ・ラニエリ、ペッペ・ランツェッタ、イザベラ・フェラーリ

原題:PARTHENOPE|2024|イタリア、フランス|137分|カラー|ドルビーデジタル|シネスコ|字幕翻訳:岡本太郎|R15+

後援:イタリア文化会館 配給:ギャガ

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