世界中の人々やクリエイターに愛され続けているアルベール・ラモリス監督の珠玉の名作『赤い風船』『白い馬』に加え、日本劇場初公開となる『小さなロバ、ビム』、ほか『素晴らしい風船旅行』『フィフィ大空をゆく』なども全て4Kデジタルの美しい映像で11月14日(金)から日本公開。このたび、本公開を記念し、著名人から応援コメントが到着。あわせて、「シネマート新宿」限定で、漫画家・松本大洋による描き下ろしイラスト付き・非売品トートバックや、各作品の特製くり抜きステッカーなどの来場者先着プレゼントが、公開初日の11月14日(金)から実施されることが決定した(限定数/無くなり次第終了)。

今回コメントを寄せたのは総勢8名の各界著名人。黒柳徹子(女優・ユニセフ親善大使)は「詩を見ることが出来る!70年前に感動して見た映画を、また、いい画質で見ることが出来た。なんてステキ!疲れた心を癒してくれる」、小島秀夫(ゲームクリエイター)は「風船と少年。風船とパリの街。ドローンやCG、AIでさえも、これほど高くは飛べない。魔法としか言えない驚異の緋色映像。天才ラモリス監督が、70年前に空へと放った“赤い風船”は、いまも飛び続けている」、椎名誠(作家)は「南フランスの海岸を 疾走する白い馬 風と太陽 勇気と愛がきらめく」、世武裕子(映画音楽作曲家・演奏家)は、「子どもはみんな「希望」という自分だけの風船を持っているべきで、私たち大人はそれを絶対に忘れちゃいけない。かつて子どもだった自分のためにも」、細野晴臣(音楽家)は「幼稚園の鑑賞会で観て以来半世紀も経つが、「赤い風船」は萎むことがない。美しく陰鬱な都会の中に浮かぶ赤い風船は、まるで太陽のようにぼくの心を暖め続けている。それはまた自分の中に芽生えたエロスの原点でもあり、萎んでいくタナトスでもあった」(※2008年リバイバル公開時のコメントより)、SYO(物書き)は「これが70年前の作品だと、どうしても信じられない。もしかしてオーパーツなのか?と混乱する程の神業。今も変わらぬ排斥感情と有害な男性性に対する慧眼。驚嘆と畏敬の念がデジタル修復によって殊更増した」、ゆいちむ(映画好きOL)は「赤い風船は、私たちがいつの間にか失っていたイノセンスかもしれない。映画という芸術が持つ永遠をそっと教えてくれる、人類史とともに語り継ぐべき作品です」とそれぞれの想いを寄せている。コメント全文・一覧は記事下にて。
あわせて本作の上映劇場「シネマート新宿」限定にて、来場者先着プレゼントの実施も決定。『赤い風船 4K』『白い馬 4K』(二本立て上映)に来場の方を対象に、漫画家・松本大洋による、『赤い風船』をイメージした描き下ろしイラスト付きトートバッグ(非売品)を先着でプレゼント(限定数)。松本は本作について「少年と風船や馬を通して描かれる 純粋な愛情や優しさの中に、他人の力では決して砕くことのできない ダイヤモンドのような強く透明な心が見えた気がしました。」とコメントを寄せた。
さらに、第二弾として公開2週目からは、『赤い風船4K』『白い馬4K』の特製くり抜きステッカー(非売品)が配布されることも決定。『小さなロバ、ビム 4K』『素晴らしい風船旅行 4K』『フィフィ大空をゆく 4K』は公開初日から、各作品の特製くり抜きステッカー(非売品)が配布される (数量限定、先着なくなり次第終了)。

48歳という若さでこの世を去った伝説の映像詩人アルベール・ラモリスの名作『赤い風船』『白い馬』。初公開から70年、時を超えた今だからこそ実現した4Kデジタル修復技術により細部まで深く再現、鮮明な美しさで甦った。特に『赤い風船』は、アンドレイ・タルコフスキー、侯孝賢、ウェス・アンダーソン、デイミアン・チャゼルなどの名監督たちが、本作品から影響を受け映画を製作・オマージュを捧げており、世界中にファンが多く、クリエイターたちの心を捉えて離さない唯一無二の作品。映画に出演している息子のパスカルが、公開当時のオリジナルのフィルム映像に可能な限り近づけ、父アルベールの意図を忠実に現代に甦らせるため4Kデジタル修復に尽力した珠玉の作品群たち。夢を現実化したポエティックな映像美と遊び心、愛と自由への賛歌、純粋な少年たちの物語の美しさは、今なお一層の輝きを放ち、忙しなく現代を生きる私たちの心を癒し、喜びを届けてくれる。
著名人コメント全文 ※50音順※敬称略
詩を見ることが出来る!
70年前に感動して見た映画を、また、いい画質で見ることが出来た。なんてステキ!疲れた心を癒してくれる。
黒柳徹子(女優・ユニセフ親善大使)
風船と少年。風船とパリの街。
ドローンやCG、AIでさえも、これほど高くは飛べない。魔法としか言えない驚異の緋色映像。
天才ラモリス監督が、70年前に空へと放った“赤い風船”は、いまも飛び続けている。
小島秀夫(ゲームクリエイター)
南フランスの海岸を
疾走する白い馬
風と太陽
勇気と愛がきらめく
椎名誠(作家)
これが70年前の作品だと、どうしても信じられない。
もしかしてオーパーツなのか?と混乱する程の神業。
今も変わらぬ排斥感情と有害な男性性に対する慧眼。
驚嘆と畏敬の念がデジタル修復によって殊更増した。
SYO(物書き)
子どもはみんな「希望」という自分だけの風船を持っているべきで、私たち大人はそれを絶対に忘れちゃいけない。
かつて子どもだった自分のためにも。
世武裕子(映画音楽作曲家・演奏家)
幼稚園の鑑賞会で観て以来半世紀も経つが、
「赤い風船」は萎むことがない。
美しく陰鬱な都会の中に浮かぶ赤い風船は、
まるで太陽のようにぼくの心を暖め続けている。
それはまた自分の中に芽生えたエロスの原点でもあり、
萎んでいくタナトスでもあった。
細野晴臣(音楽家)※2008年リバイバル公開時のコメントより
少年と風船や馬を通して描かれる
純粋な愛情や優しさの中に、
他人の力では決して砕くことのできない
ダイヤモンドのような強く透明な心が見えた気がしました。
松本大洋(漫画家)
赤い風船は、私たちがいつの間にか失っていたイノセンスかもしれない。
映画という芸術が持つ永遠をそっと教えてくれる、人類史とともに語り継ぐべき作品です。
ゆいちむ(映画好きOL)
赤い風船 4K
白い馬 4K
映像詩人アルベール・ラモリスの知られざる世界(『小さなロバ、ビム 4K』『素晴らしい風船旅行 4K』『フィフィ大空をゆく4K』)
2025年11月14日(金)よりシネマート新宿ほか全国順次公開
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