『ミッドサマー』『ヘレディタリー/継承』『スイス・アーミー・マン』などを手掛け、話題作を次々と世に送り出す気鋭の製作・配給会社「A24」が北米配給権を獲得した衝撃の話題作『LAMB/ラム』(9月23日公開)。本作に出演する、羊から産まれたアダちゃんが、プロモーションのため来日していることが分かった。

映画『LAMB/ラム』は、アイスランドの人里離れた田舎で暮らす羊飼いの夫婦が、羊から産まれた“羊ではない何か”を育てていく禁断のネイチャー・スリラー。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』などの特殊効果を担当したヴァルディミール・ヨハンソンの長編監督デビュー作で、アイスランドの作家・詩人として知られ、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』の歌劇脚本や『ライトハウス』のロバート・エガース監督待望の新作「The Northman(原題)」でも脚本を手掛けるショーンがヨハンソンと共同で脚本を執筆するなど新進気鋭の作家たちにより制作された。『プロメテウス』、『ミレニアム』シリーズで知られるノオミ・ラパスが主演・製作総指揮を務める。
20時間超の長いフライトを終えて日本にやってきたのは、『LAMB/ラム』に出演するアダちゃん。空港に居合わせたファンに対し笑顔で応答したアダちゃんは、挨拶を交わし「初めてきた日本を楽しみながら、皆さんにあやしてもらいたいメェ」と話したという。

アイスランドの広大な自然の中から来たため、都会の街並みに驚きを隠せないアダちゃん。しばらくの間、屋上展望デッキで東京の景色を楽しんだ後、空港内を散策し、出店では抹茶パフェを堪能。「うまいメェ」とつぶやき、とても気に入っている様子だったと偶然その場に居合わせた旅客は語っている。

その後、アダちゃんは足早に空港を出て、『LAMB/ラム』を上映する都内の試写会場に向かったという。アダちゃんは映画公開に向けてしばらく日本に滞在予定。滞在中は、観光名所はもちろんのこと、日本の羊たちにも会いに行くつもりだそうだ。
『LAMB/ラム』は9月23日(金・祝)新宿ピカデリーほか全国公開。
LAMB/ラム
2022年9月23日(金・祝)新宿ピカデリーほか全国公開
STORY
山間に住む羊飼いの夫婦イングヴァルとマリア。ある日、二人が羊の出産に立ち会うと、羊ではない何かが産まれてくる。子供を亡くしていた二人は、"アダ"と名付けその存在を育てることにする。奇跡がもたらした"アダ"との家族生活は大きな幸せをもたらすのだが、やがて彼らを破滅へと導いていく—。
監督: ヴァルディミール・ヨハンソン
脚本: ショーン、ヴァルディミール・ヨハンソン
製作: ノオミ・ラパス、マーシン・ドラビンスキ、ヘルギ・ヨハンソン
出演: ノオミ・ラパス、ヒルミル・スナイル・グズナソン、ビョルン・フリーヌル・ハラルドソン
2021年/アイスランド・スウェーデン・ポーランド/カラー/シネスコ/アイスランド語/字幕翻訳:北村広子/原題:LAMB/106分/R15+
配給:クロックワークス
提供:クロックワークス オディティ・ピクチャーズ
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