アジア映画メインの配信サービス「おうちでCinem@rt -いつでも・どこでも」7月は韓国映画2本を独占配信！

アジア映画に特化した動画配信サービス「おうちでCinem@rt -いつでも・どこでも- 」の7月の独占配信作品が発表された。

「おうちでCinem@rt -いつでも・どこでも- 」はアジア映画のメッカとして知られるシネマート新宿、心斎橋に続く「第3の劇場」として、いつでもどこでも楽しめるオンラインシアターで、2021年3月よりサービスがスタートした。7月に独占配信されるのは韓国映画『裏切りのバラ』と『69歳』。いずれも熱い夜をさらにヒートアップさせるような作品だ。

2021年7月9日（金）より独占配信が開始されるのは、人生に行き詰まった男たちと、謎多き女性の出会いがもたらす爽快な奇跡を描く『裏切りのバラ』。自殺クラブのメンバーであるコードネーム「最後の火花」ビョンナム、「人生は未完成」シムソン、「幸せは成績順」ドゥソクらは自殺を遂げるために集合し、お互いの死ぬまでにやりたい事リストを確認し合い、それらを達成し未練を断ち切ろうとする。しかしその後すぐ、4人目である「最後のバラ」ことミジが到着。突然の美女の登場したことで、男たちの自殺計画に“待った”がかかる。さらに彼女の衝撃の過去も明らかになり、3人は必死に生にしがみつく。

すべてを失った一家の主ビョンナムに『ムルゲ 王朝の怪物』のキム・イングォン、内弁慶の才能なし脚本家ソムシンに『王の預言書』のチョン・サンフン。諦めの悪い浪人生ドゥソクを『82年生まれ、キム・ジヨン』でチョン・ユミ演じるジヨンの弟役を演じ、大ヒットドラマ「ヴィンチェンツォ」でもシングァン銀行の頭取ファン・ミンソン役で強烈な印象を残したキム・ソンチョルが演じる。3人に生きる希望を与えた美女ミジ役にはドラマ「椿の花咲く頃」のソン・ダムビ。

続いて7月23日（金）より独占配信がスタートする作品は、本作で長編デビューを果たした新鋭イム・ソネによる『69歳』。2019年釜山国際映画祭 ニューカレンツ部門 KNN観客賞を受賞し、2020年ウーマン・イン・フィルム・コリア・フェスティバルでは監督賞と主演女優賞を受賞。2021年百想芸術大賞では主演女優賞と新人監督賞にノミネートを果たした話題作だ。

69歳のヒョジンはリハビリ治療中の病院で男性看護師に性的暴行を受ける。その事実を同居人のドンインに告げて警察に通報するが、彼女の話を信じる人はごくわずか。ヒョジンを愛するドンインは彼女を守ろうとするが、彼自身も心からヒョジンを信じ抜くことができずにいた。若く見た目もいい男性看護師は「合意のもとの行為だった」と主張し、裁判所も彼に無罪判決を下してしまう。四面楚歌の状況の中、ヒョジンは自分自身のために再び立ち上がる。体力や体格の差よりも、重くのしかかるヒョジンの「年齢」への偏見。シビアな題材と問いに満ちた台詞をもって、我々の内にある性別と年齢への固定観念をも炙り出して行く。

『神と共に 第一章：罪と罰』『82年生まれ、キム・ジヨン』等に出演するイェ・スジョンがヒョジンを演じる。ドンインを演じるのは『工作 黒金星（ブラック・ヴィーナス）と呼ばれた男』ほか、ホン・サンス作品の常連としても知られるキ・ジュボン。