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第78回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に正式出品されたスカーレット・ヨハンソン監督デビュー作『Eleanor The Great(原題)』が、邦題を『エレノアってグレイト。』として2026年6月12日(金)より新宿バルト9ほか全国順次公開されることが決定した。あわせてポスタービジュアル&特報映像&メイン写真1点が解禁された。

長年連れ添った親友のベッシーが亡くなり、心にぽっかり穴があいてしまったエレノア。疎遠な家族も相手にしてくれない。そんなある日、気軽なお茶会のつもりが、ホロコースト生存者の自助グループの会に迷い込んでしまう。今日だけの嘘、とその場しのぎで語り始めたのは、ホロコーストの記憶を語っていた亡き親友ベッシーの半生だった。激動の半生に感銘を受けエレノアに近づいたジャーナリスト志望の学生ニナとの新たな友情に心躍るエレノアをよそに、悪気のない嘘は一人歩きし大騒動に発展してしまう…。

底なしに明るい老婦人と母を亡くした学生が「嘘」をきっかけに出逢い人生の再スタートを切る。多文化共生の街ニューヨークを背景に世代や文化を超えた友情を描いた愛すべき本作は、スカーレット・ヨハンソンの長編映画初監督作品。近しいからこその家族との確執、老いと若さ、ホロコーストの記憶、語り伝える行為、そして何よりも普遍的な人間同士の絆をユーモアとウィットに富む演出で軽やかに映し出した。

カルト的な人気を博し近年のリバイバル上映でも大ヒットを記録した『ゴーストワールド』(テリー・ツワイゴフ監督/2001年)や、日本を舞台にした『ロスト・イン・トランスレーション』(ソフィア・コッポラ監督/2003年)で俳優として大ブレイクし、その後も様々な作品に出演しアカデミー賞を含む多数の映画賞を受賞・ノミネートされる説明不要のハリウッド俳優であるヨハンソン。近年ではマーベル・スタジオ作品のナターシャ・ロマノフ役でお茶の間にも浸透。キャリア初のホラー映画主演となる『エクソシスト』の新作も待機している。

2017年にはプロデューサー仲間と共にThese Picturesを設立し、本作ではプロデュースも兼任した。実生活でも信念のある発言が称賛を浴びることの多いヨハンソンだが、本作では自身やその家族のルーツであるユダヤ・カルチャーを背景に、悲しみの経験を友情の物語に昇華した。この分断の世紀と呼ばれる現代にスカーレット・ヨハンソンが問い掛ける、やさしさ溢れる心の交流。右を向けば敵か味方か、左を向けば正論に論破、そんな息苦しい時代にパワフルなエレノアの姿を観れば「グレイト」とつぶやいて心も体もきっと柔らかくなっているはずだ。この初監督作品は、ニューヨークを愛し活発に活動したユダヤ人女性の祖母ドロシー・スターンに捧げられている。

型破りで反骨精神に溢れる老婦人エレノアを演じるのは、御年96歳にしてまさにキャリアの絶頂期を迎えているジューン・スキッブ。1950年代から舞台俳優として活動し、『アリス』(ウディ・アレン監督/1990年)で映画俳優デビュー。その後も数々の名作に出演し、『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』(アレクサンダー・ペイン監督/2013年)ではアカデミー賞助演女優賞にもノミネートされた。2024年の『テルマがゆく!93歳のやさしいリベンジ』(ジョシュ・マーゴリン監督)では当時93歳で初の主演に抜擢され、サンダンス映画祭で話題沸騰し日本でも大ヒットを記録したことは記憶に新しい。

エレノアと友情を深めるジャーナリスト志望の学生ニナを演じるのは『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(ロン・ハワード監督/2018年)、マーベル・スタジオのテレビシリーズ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」(2021年)、『28年後…』(ダニー・ボイル監督/2025年)や続編『28年後…白骨の神殿』(ニア・ダコスタ監督/2026年)などに出演する、エリン・ケリーマン。バラエティ誌の「注⽬すべき10⼈のイギリス⼈」の1⼈にも選ばれた新進気鋭のスターだ。

さらに脇を固める俳優陣も豪華。ニナの父でカリスマ的なニュースキャスターのロジャーを演じるのは、ローレンス・オリヴィエ賞をはじめ数々の賞を受賞するキウェテル・イジョフォー。第86回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた『それでも夜は明ける』(スティーヴ・マックイーン監督/2013年)、マーベル・スタジオ作品『ドクター・ストレンジ』(スコット・デリクソン監督/2016年)、『ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今』(マイケル・モリス監督/2025年)などジャンルを横断して幅広い役を演じる名優だ。

エレノアの疎遠になっている娘でシングルマザーのリサを演じるのはジェシカ・ヘクト。主にブロードウェイ舞台でキャリアを重ね、日本でも人気となった「ブレイキング・バッド」や「フレンズ」にも出演しているベテラン女優。Netflixオリジナルシリーズ「スペシャル 理想の人生」(2019年~)のカレン役ではエミー賞助演女優賞にノミネートされた。スカーレット・ヨハンソンのブロードウェイ舞台デビューとなったアーサー・ミラー作『橋からの眺め』ではトニー賞にもノミネートされている。

エレノアの親友ベッシーを演じるのは、リタ・ゾーハー。第二次世界大戦中、ルーマニア(現・ウクライナ)のトランスニストリア県の強制収容所で生まれ、その後ルーマニア、イスラエル、アメリカなど移住を繰り返しながらキャリアを積んだ。第47回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門に出品された『ローラ・アドラーの最期』(アブラハム・ヘフナー監督/1990年)ではイディッシュ劇場の舞台女優ローラを演じ、オフィール賞(イスラエル・アカデミー賞)最優秀女優賞を受賞し、大いに注目された。本作のベッシーと同様、自身もホロコースト生存者である。

撮影監督は世界各国の作品で活躍するエレーヌ・ルヴァール(『墓泥棒と失われた女神』、『ロスト・ドーター』、『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』)、プロダクションデザイナーにハッピー・マッシー(『アルマゲドン・タイム ある日々の肖像』、『エヴァの告白』)、音楽にダスティン・オハロラン(『マリー・アントワネット』『アンモナイトの目覚め』『ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今』)と、第一線で活躍するスタッフが集結。監督のスカーレット・ヨハンソンと共に、観光地とは違うこれぞまさに生活のなかのニューヨークというリアルさを追求した。

さらに特筆すべきは初めて長編映画の脚本を担当したトリー・ケイメン。95歳にしてフロリダからマンハッタンへ大陸横断の引っ越しを成し遂げた自身の祖母や家族の歴史を基に8年かけて書き上げられた渾身の一作。そんな脚本に惚れ込んだヨハンソンは初めての監督を務めることを決意。トリー・ケイメンはバラエティ誌の「2024年注目すべき脚本家10人」のひとりに選ばれた。

まとめ(注目ポイント)

  • 映画『エレノアってグレイト。』6月12日(金)公開決定スカーレット・ヨハンソンの長編映画初監督作。2026年6月12日(金)より新宿バルト9ほかにて全国順次公開。特報映像やポスターも解禁。
  • カンヌ国際映画祭「ある視点」部門正式出品作第78回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品。ヨハンソン自身のルーツであるユダヤ・カルチャーを背景に、世代や文化を超えた友情を描写。
  • 御年96歳の名優ジューン・スキッブが主演嘘から騒動を巻き起こす老婦人を96歳のジューン・スキッブが熱演。共演にエリン・ケリーマンやキウェテル・イジョフォーら実力派俳優が集結。
  • 実在の祖母をモデルに8年かけて執筆された脚本脚本家トリー・ケイメンが自身の祖母の歴史を基に8年の歳月をかけて執筆。その物語に深く惚れ込んだヨハンソンが初の長編映画監督就任を決意。
作品情報

エレノアってグレイト。
2026年6月12日(金)より新宿バルト9ほか全国順次公開

監督:スカーレット・ヨハンソン 脚本:トリー・ケイメン
出演:ジューン・スキッブ、エリン・ケリーマン、ジェシカ・ヘクト、リタ・ゾーハー、キウェテル・イジョフォー
キャスティング:エレン・ルイス、ケイト・スプランス 音楽監修:ランドール・ポスター 音楽:ダスティン・オハロラン
衣装デザイナー:トム・ブローカー 編集:ハリー・ジャージアン プロダクションデザイナー:ハッピー・マッシー
撮影:エレーヌ・ルヴァール

エグゼクティブプロデューサー:ルーシー・キース、ジェニー・ハルパー、ピーター・ソビロフ、ミシェル・ソビロフ、アンドリュー・カロフ、アンジェラ・カードン、ジェイミー・ヒース、スティーヴ・サロウィッツ、ジャスティン・バルドーニ、ラージ・キショー・カワー、エズラ・ガベー、ジャン・マカドゥ、シャルロット・ドーファン、ロバート・ケッセル、スーザン・リーバー、トリー・ケイメン、エリン・クレシダ・ウィルソン
プロデューサー:スカーレット・ヨハンソン、ジョナサン・リア、キーナン・フリン、トゥルーディ・スタイラー、セリーヌ・ラトレイ、ジェサミン・バーガム、カラ・デュレット

【2025年|アメリカ|ビスタ|カラー|98分】

配給:東映ビデオ

© 2025 ELEANOR INVISIBLE FILM, LLC AND TRISTAR PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVED.

公式サイト https://eleanor2026.com

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