俳優のロバート・ダウニー・Jr.の父親であり、映画監督・俳優・プロデューサーなどとして幅広く活躍したロバート・ダウニー・シニアがニューヨークの自宅で亡くなった。享年85歳。 妻で作家のローズマリー・ロジャーズが米メディアに発表した。

「彼は真に反体制な映画監督で、驚くほど楽観的な姿勢を貫きました」
ロジャーズによれば、ダウニー・シニアは5年以上にわたりパーキンソン病に苦しんでいたという。ダウニー・ジュニアはこの訃報を受けてインスタグラムに父親の若き日の画像を投稿。「昨夜、父はパーキンソン病の悪化に何年も耐えた後、安らかに息を引き取りました。彼は真に反体制な映画監督で、驚くほど楽観的な姿勢を貫きました」と追悼コメントを綴った。
ダウニー・シニアは広告業界を風刺した映画『Putney Swope(原題)』を監督したことで知られている。俳優としても活躍し、『ブギーナイツ』(1997)『マグノリア』(1999)などに出演。2011年の『ペントハウス』が最後の出演作となった。