本年度・第98回アカデミー賞®にて音響賞、国際長編映画賞の2部門でノミネートされた映画『シラート』が6月5日(金)より全国公開。このたび、森本晃司が手がけた日本限定オルタナティブポスターが解禁された。また、映画監督の山田洋次、森達也、フリーアナウンサー・俳優の宇垣美里らのコメントを収めたコメント予告&著名人の新たなコメントが解禁された。
今回解禁されたのは、STUDIO4℃の設立メンバーでもあり、大友克洋劇場作品『AKIRA』(88)で設定・作画監督補を務め、『MEMORIES -彼女の想いで- MAGNETIC ROSE』(95)をはじめ緻密なデジタル表現や実験的な映像作品で国内外から絶大な人気を集めるアニメーション監督、ヴィジュアルクリエイターの森本晃司が手がけた日本限定オルタナティブポスター。

ケン・イシイのMV『EXTRA』が当時のダンスミュージックシーンで大きな旋風を巻き起こし、その後の作品でもアニメーションと音楽を横断する作品を数多く生み出してきた彼の描き下ろした『シラート』のオルタナティブポスターでは、ブラックホールのようなスピーカーの前で、娘を探す父と息子と家族の犬、そして旅先で出会ったレイバーたちが踊るように配置されている。本ビジュアルについて森本は「キャラクターたちのそれぞれのエネルギーが素晴らしく、またとてもユニークなのでその魅力を少しでも絵で表現できたらと思い描いてみました。音の世界の住人たちと、その世界の外から来た主人公の対比は描いていて楽しかったです」とコメントを寄せている。
なお、本オルタナティブポスターは、本作の上映劇場であるBunkamura ル・シネマ 渋谷宮下にて、公開週より掲出予定。スクリーンでしか味わえない本作の世界観を、さらに別の視点から感じることのできるビジュアルとなっている。
あわせて解禁されたコメント予告は数々の強烈な映像と音とともに、著名人からの鮮烈な言葉が載せられており、さらなる期待感を高める仕上がりになっている。
今回新たに総勢8名の著名人からコメントが寄せられた。櫻井大樹(アニメプロデューサー・脚本家/「攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX」)は「映画の文法そのものが、変容していることを如実に感じさせられた。映画館に行き、自身の目で、それを体感して欲しい」、ジム・オルーク(音楽家・プロデューサー)は「『シラート』というタイトルはまさに的を射ている」、高木由利子(写真家)は「このざわめく不安、衝撃、驚愕を、早く誰かと共有せねば!」、樋口泰人(爆音映画祭)は「ただの生き物でしかないわれわれの不安と絶望が作り上げたひたすら唯物的な寓話。それは不在の神が語るわれわれの現実の姿でもある」、藪前知子(東京都現代美術館学芸員)は「お手軽な没入型エンタメの氾濫にナイフを突き立てる映画」、山田洋次(映画監督)は「映画を鑑賞した、というより強烈な体験をさせられたとでも呟きたくなるような、他とは比較しにくい激しい映画。スペイン映画界にはこのような不思議な映画を生み出す伝統があるのだろうか」、森達也(映画監督)は、「どんな映画なのか? 問われれば答えはこれしかない。ただひたすら<凄い>」、森本晃司(ビジュアルクリエイター)は「人類が生み出した理不尽な世界が大きな口を開けて忍び寄っている。その振動が目の前に!あなたの眼に!必見!」とそれぞれの言葉で語っている。コメント全文・一覧は以下のとおり。
著名人コメント全文 ※50音順/敬称略
映画の文法そのものが、変容していることを如実に感じさせられた。映画館に行き、自身の目で、それを体感して欲しい。
櫻井大樹(アニメプロデューサー・脚本家/「攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX」)
『シラート』というタイトルはまさに的を射ている。因果関係に支配された我々の世界を描くのではなく、
人生がいかにして我々を経験の橋を渡らせ、いつの間にか引き返すことのできない道へと向かわせるのかを描いている。
ジム・オルーク(音楽家・プロデューサー)
混沌とした不透明なこの時代に、
監督は激しく困難な難題を、レイブサウンド共にモロッコの砂漠に投影した。
このざわめく不安、衝撃、驚愕を、早く誰かと共有せねば!
高木由利子(写真家)
ただの生き物でしかないわれわれの不安と絶望が作り上げたひたすら唯物的な寓話。
それは不在の神が語るわれわれの現実の姿でもある。
樋口泰人(爆音映画祭)
ある瞬間を境に、観客もいつの間にかこの世界に没入して地獄と天国の間の道を歩き、音楽という名の蜘蛛の糸にすがる。
お手軽な没入型エンタメの氾濫にナイフを突き立てる映画。
藪前知子(東京都現代美術館学芸員)
映画を鑑賞した、というより強烈な体験をさせられたとでも呟きたくなるような、
他とは比較しにくい激しい映画。
スペイン映画界にはこのような不思議な映画を生み出す伝統があるのだろうか。
山田洋次(映画監督)
どんな映画なのか? 問われれば答えはこれしかない。ただひたすら「凄い」。
他に言葉はない。視聴ではなく体験。これを実感した。
森達也(映画監督)
人類が生み出した理不尽な世界が大きな口を開けて忍び寄っている。その振動が目の前に!あなたの眼に!必見!
森本晃司(ビジュアルクリエイター)
まとめ(注目ポイント)
- 『シラート』6月5日公開第98回アカデミー賞で音響賞・国際長編映画賞にノミネートされた話題作。
- 森本晃司による日本限定ポスターアニメーション監督、ヴィジュアルクリエイターの森本晃司が描き下ろしたオルタナティブビジュアル公開。
- レイブと砂漠を象徴するデザイン父と息子、家族の犬、レイバーたちをスピーカーの前に配した印象的な構図。
- 著名人8名のコメント到着山田洋次、森達也、ジム・オルークらが作品の独創性と体験性を高く評価。
- コメント予告映像も解禁強烈な映像とサウンドに著名人の言葉を重ねた新たなプロモーション映像。
シラート
2026年6月5日(金)新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほかにてロードショー
STORY
砂漠で行われるレイブパーティに参加したまま失踪した娘を探すため、父ルイスと息子エステバンは、モロッコの山岳地帯から砂漠の奥深くへと車を走らせる。行き着いたのは、現実と幻覚が混濁するような野外レイブのカオス。耳をつんざく重低音、赤い照明の海、沈黙を貫く父親の背中。だがそこにはすでに娘の姿はなく、父と息子は、レイブの参加者グループを追って、娘が向かったと思われる次のレイブ会場を目指すことになるが……。
監督:オリベル・ラシェ『ファイアー・ウィル・カム』
製作総指揮:エステル・ガルシア 製作:ペドロ・アルモドバル 脚本:オリベル・ラシェ、サンティアゴ・フィジョル
撮影監督:マウロ・エルセ 編集:クリストバル・フェルナンデス 美術:ライア・アテカ
音楽:カンディング・レイ(デヴィッド・ルテリエ)
出演:セルジ・ロペス『パンズ・ラビリンス』、ブルーノ・ヌニェス・アルホナほか
2025年/スペイン・フランス合作/スペイン語・フランス語・英語・アラビア語/115分/ビスタ/カラー/5.1ch/PG-12/日本語字幕: 杉田洋子 / 原題:Sirat/後援:セルバンテス文化センター
配給:トランスフォーマー
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