第78回カンヌ国際映画祭に正式出品され、第98回アカデミー賞®︎国際長編映画賞の台湾代表作品に選出、さらには同賞の国際長編映画部門にショートリスト入りを果たした『左利きの少女』が8月14日(金)より全国公開。このたび、全編iPhone撮影ならではの臨場感を味わえる本編映像に加え、メイキング写真が初解禁された。
本作は“左利きは悪魔の手”と祖父に叱られた5歳の少女と多世代家族が巻き起こす、驚きと感動に満ちた物語。第98回アカデミー賞®︎国際長編映画賞の台湾代表に選出され、同賞の最終候補15作品にリストイン、第26回東京フィルメックスでは観客賞を、第20回ローマ国際映画祭では最高賞を受賞するなど、広く支持を集めた本作がいよいよ日本でも劇場公開される。
本作の共同脚本・編集・製作を担当したショーン・ベイカーの名が広く知られるようになった『タンジェリン』で制作時にiPhoneでの撮影を強く勧めたのは、実は本作の監督であり、『タンジェリン』のプロデューサーでもある、ツォウ・シーチンだ。本作でも同様に台北の街の奥の奥まで自在に入り込めるiPhoneを選択・駆使して撮影。主人公である5歳のイージンの目線から映し出される色あざやかな夜市と、そこに集う人々の息づかいや温度感をそのまま掬い取り、その空気をリアルに映し出している。
全編iPhoneで撮影された本作だが、今回初めて解禁された本編映像は、主人公・イージン(ニーナ・イエ)が、姉のイーアン(マー・シーユエン)に学校から送り届けられ、母・シューフェン(ジャネル・ツァイ)の経営する麺屋台へと向かう夜市の入り口から始まる。
台北のランドマークである地上101階建ての高層ビル「台北101」から徒歩圏内に位置する、実在の「通化街夜市(臨江街夜市)」の屋台を借りて撮影した街並みを、楽しそうに駆け巡るイージンに誘われ、iPhoneが捉えた台北の夜市がめまぐるしくスクリーンを覆う。まるで遊園地の中を散策しているかのような臨場感にあふれるシーンの連続だ。
母の店の隣で商売をするジョニー(ホアン・ドンフイ)に呼び止められるイージンは、その抜きん出た愛らしさで客の呼び込みに協力する。リアリティに満ちた、賑やかな台北の夜市を映し出すシーンにあって、ニーナ・イエ演じるイージンの魅力が一層際立つ本編映像となっている。台北・夜市の息づかいを感じ、通化街夜市を観光した気分にもなれることだろう。
あわせて解禁になったメイキング写真は、今回撮影に使われたiPhone 13 Pro Maxをチェックするツォウ・シーチン監督と、その傍らに集うキャストのニーナ・イエとマー・シーユエンらの姿を捉えたもの。それぞれが興味津々といった表情でスマートフォンを覗き込み、和気藹々とした撮影現場を表す貴重な1カットだ。

左利きの少女
2026年8月14日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー
STORY
台北、夜市・麺屋台。5歳のイージン(ニーナ・イエ)は、借金を背負ったシングル・マザーのシューフェン(ジャネル・ツァイ)とハイティーンの姉イーアン(マー・シーユエン)と共に生活を立て直すべく田舎町から舞い戻る。ある日、昔気質の祖父に利き手である左手を“悪魔の手”とそしられ、罪悪感を抱きはじめたイージン。その悪魔の手は図らずも、家族それぞれがひた隠しにする《罪》をあぶり出していく――。
監督:ツォウ・シーチン
脚本:ツォウ・シーチン、ショーン・ベイカー
製作/編集:ショーン・ベイカー
出演:ニーナ・イエ、マー・シーユエン、ジャネル・ツァイ
2025年/台・仏・米・英/中国語/5.1ch/スコープ/108分/英題:LEFT-HANDED GIRL/日本語字幕:神部明世
提供:スターキャット 配給:スターキャットアルバトロス・フィルム
映倫区分:G
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