インドの国⺠的⼤スター、アミターブ・バッチャンが主演を務めた“千年に１度の映画”『炎』予告編＆本国版ビジュアル解禁

映画配信サービス「JAIHO(ジャイホー)」では、 “この映画を知らなければインド映画ファンは名乗れない”とも⾔われる伝説の傑作で、インドの国⺠的⼤スターのアミターブ・バッチャンが主演を務めた『炎』(8/6(⼟)〜配信)を配信。配信にさきがけ予告編と本国版ビジュアルが解禁された。

本作で主⼈公を演じたのは50年以上のキャリアの中で200本以上の映画に出演しており、“ビッグB”という愛称で親しまれるボリウッド映画界の帝王アミターブ・バッチャン。デビュー当初は出世作に恵まれず「失敗した新⼈」とも呼ばれていたが、1973年に公開された『Zanjeer(原題)』への出演をきっかけにスターダムを駆け上がった。

当時はロマンティックスターが主流のインド映画界だったが、 『Zanjeer (原題)』 は暴⼒的なアクション要素を含むクライム映画で、バッチャンはその役柄から「怒れる若者」として広く知られ、新たなスターのジャンルを形作った。翌々年に出演した『炎』では1975年までのインド歴代最⾼興⾏成績を記録し、両作での成功がボリウッドのスーパースターの地位に押し上げたとも⾔われている。

1977年には『Amar Akbar Anthony(原題)』で初めてインド映画界のアカデミー賞と呼ばれる第57回フィルムフェア賞で主演男優賞を受賞し、その後も出演した数多くの作品で幾多の映画賞を受賞したほか、第81回アカデミー賞で作品賞など8部⾨を受賞した傑作『スラムドッグ＄ミリオネア』の劇中でクイズの答えとして名前が使⽤されたことでも話題となった。そして、2013年にはバズ・ラーマン監督作『華麗なるギャツビー』でハリウッドデビューを果たし、インドのみならず世界中のファンを魅了し続けている。

このたび解禁された『炎』の予告編は、盗賊に⽴ち向かう若かりし頃のアミターブ・バッチャンが映し出されているほか、銃撃シーンや機関⾞の爆破シーン、インド映画には⽋かせないダンスシーンなど70年代のインド映画の⼀⽚を感じることのできる貴重な映像となっている。

1975年の公開から数年間にわたってロングランを続けスーパーヒットし、約47年が経過する現在も多くのファンに愛されている『炎』。2019年には第50回フィルムフェア賞で「この50年間で最⾼の作品」に選出され、イギリスのテレビ局BBCからも「千年に１度の映画」と評されたインドの伝説の傑作だ。

『炎』(1975年／インド)

8⽉6⽇(⼟)〜 ※プレミア作品(⽇本未公開作) ※60⽇間配信※リクエスト作品

1975年8⽉15⽇にインドで初公開され、⼝コミによって熱狂が広がり、数年間にわたってロングランを続けスーパーヒットとなった、インド映画史に燦然と輝く伝説の傑作。ブリティッシュ・フィルム・インスティテュート(BFI)の2002年「歴代インド映画のトップ10」第1位、第50回フィルムフェア賞で「この50年間で最⾼の作品」に選出された。アミターブ・バッチャン(『ピンク』(16)【JAIHOで2022/5/30〜7/28配信】)がNo.1スターとなるきっかけとなった作品であり、後の『ラジュー出世する』(1992)【JAIHOで2022年7⽉配信予定】など、多くの映画にオマージュが登場する国⺠的⼈気作。

インドのある貧しい村では、盗賊たちによる略奪に苦しんでいた。元警部である村⻑のタークルは、流れ者の泥棒ヴィールとジャイを雇い、盗賊たちに⽴ち向かうことを決意する…︕