アカデミー賞作品賞などを受賞した『炎のランナー』(81)のヒュー・ハドソン監督が2月10日にロンドンで死去したことが、英「BBC」などで報じられた。享年86。
Embed from Getty Imagesナイジェル・ヘイヴァース「『炎のランナー』は、私のキャリアの中で最も素晴らしい経験のひとつ」
ロンドン出身でイートン・カレッジに通い、陸軍で兵役に就いた後、映画界入りを目指したがなかなか門戸が開かれなかったと本人が発言。その後20年間コマーシャルの製作をしていた時、製作者デヴィッド・パットナムから声がかかって『炎のランナー』の監督に。本作がいきなりアカデミー賞を受賞して注目された。1924年のパリ・オリンピックに出場した二人の青年の実話を基にした『炎のランナー』はアカデミー賞7部門にノミネートされ、作品賞を含む4部門を受賞した。
その後、『グレイストーク 類人猿の王者ターザンの伝説』(83)『レボリューション めぐり逢い』(85)『永遠のアフリカ』(00)などを手掛けた。2016年の『Altamira』が監督としての遺作。私生活では2003年に『007/リビング・デイライツ』の女優マリアム・ダボと結婚している。
家族の発表によれば闘病生活の末にロンドンの病院で亡くなったという。
『炎のランナー』に出演したナイジェル・ヘイヴァースは「45年以上の付き合いである大親友のヒュー・ハドソンが亡くなったことに、大きなショックを受けています。『炎のランナー』は、私のキャリアの中で最も素晴らしい経験のひとつであり、他の多くの人々と同様、その後の人生の多くを彼のおかげだと思っています。彼がいなくなるのはとても寂しいです」と語っている。




