キアヌ・リーブス、急逝のランス・レディックを哀悼「共演できて光栄」『ジョン・ウィック：コンセクエンス』LAプレミアに豪華キャスト集結

キアヌ・リーブス主演の人気シリーズ最新作『ジョン・ウィック：コンセクエンス』（9月公開）のLAプレミアが現地時間3月20日に開催され、キアヌ・リーブス、ドニー・イェン、真田広之、リナ・サワヤマほか豪華キャストが勢ぞろいした。

2015年に日本公開された1作目『ジョン・ウィック』、2017年の『ジョン・ウィック：チャプター2』、そして2019年の『ジョン・ウィック：パラベラム』と、公開される毎に前作の全世界興行収入を倍々近くに更新し続けてきた『ジョン・ウィック』シリーズ。最新作『ジョン・ウィック：コンセクエンス』では、数々の伝説で裏社会を震撼させてきた最強の殺し屋ジョン・ウィックが、遂に裏社会を支配する組織との決着に動き始める！

現地時間20日に開催された本作のLAプレミアには主演キアヌ・リーブスに加え、『47RONIN』以来キアヌと固い絆で結ばれた真田広之、アクション映画界の生きるレジェンドであるドニー・イェン、今作で劇場デビューを果たした新潟出身でロンドンを拠点に活躍する日本人アーティストのリナ・サワヤマなど主要キャストが集結した。

キアヌ・リーブスは「すばらしい出来だ！　キャラクターが素晴らしい、最高のアクションシークエンスもありスゴイ映画体験ができると思う。ヌンチャクとドライブのトレーニングのかいがあったよ！」と、遂に4作目へと歴史を歩んできたJWシリーズへの熱い思いのたけをコメント。また、来日に関しては「行けることを願っているよ！」と嬉しい一言。

今作よりシリーズ初参加となった真田広之は「キアヌとは12年ぶりの共演だったんですが、今回は旧友同士の役だったのでそのまま役に関係性を投影できました」とキアヌとの友情を感じさせる。

また、シリーズで初めて日本が舞台になったことについて聞かれると「和洋折衷で、監督の好きな日本刀や鎧などがふんだんに盛り込まれている反面、建物やデザインが西洋の名残がある、JWワールドが展開されていますよ」とそのオリジナリティに太鼓判を押す。

シリーズ全てで監督を務めるチャド・スタエルスキは「夢に描いていた全てのキャスト、新しいキャストも一緒に撮影できた。そしてマカロニウェスタンとサムライ映画、カンフー映画の3つのスタイルを融合できたことだね。そのアクションをぜひ楽しんでほしい！」と撮影を振り返った。

先日出演者のランス・レディックが逝去したことを受け、この日のイベントでは全キャスト・スタッフがブルーリボンを付け哀悼の意を示しての参加となった。1作目からシリーズを支え続けてきた功労者について「彼はすばらしく特別な人物で、品と威厳があり一緒に共演できて光栄だった」とキアヌは感謝の言葉を述べた。

『ジョン・ウィック：コンセクエンス』は9月全国公開。