現代ドキュメンタリーの名匠ニコラ・フィリベールが新作『アダマン号に乗って』を携え来日決定！　初日舞台挨拶には内田也哉子がゲスト登壇

2023年4月20日

本年度ベルリン国際映画祭コンペティション部門で最高賞の金熊賞を受賞した日仏共同製作ドキュメンタリー『アダマン号に乗って』が4月28日（金）より公開。このたび、本作の監督を務めた現代ドキュメンタリーの名匠ニコラ・フィリベールの来日が決定。また、初日舞台挨拶には内田也哉子がゲスト登壇することも決定した。

内田は本作の予告ナレーションを務めるなどニコラ監督と20年来の縁を持つ

世界的大ヒット作『ぼくの好きな先生』(02)で知られる、現代ドキュメンタリーの名匠ニコラ・フィリベール監督。その最新作は、パリ、セーヌ川のきらめく水面に照らされた木造建築のユニークなデイケアセンターの船「アダマン」を見つめるドキュメンタリー映画。精神疾患のある人々を無料で迎え入れ、共感的なメンタルケアを貫くこの場所をニコラ監督は「奇跡」だという。深刻な心の問題やトラウマを抱えた人々にも、素晴らしい創造性があり、お互いの違いを認めともに生きることの豊かさを観るものに伝えてくれる。本作は、間違いなく最も「優しい」映画であり、この時代にもたらされた“希望”そのものである。

ニコラ監督の来日は『人生、ただいま修行中』(19)以来、4年ぶり。4月28日（金）には初日舞台挨拶に登壇する。

さらにヒューマントラストシネマ有楽町の回には、エッセイストの内田也哉子が公開のお祝いに駆けつけることも決定。内田は本作の予告ナレーションを務め、また大ヒット作『ぼくの好きな先生』（02）の日本公開時にコメントを寄せるなど、ニコラ監督と20年来の縁があり、ゲスト登壇することとなった。チケット販売及び舞台挨拶詳細は各劇場公式サイト・映画公式サイトで確認を。